川柳 つ ば さ 7月号 (入来わくわく番傘川柳会)
表紙絵は春田遼佑さんの千年万年夫婦
会員紹介 ・・ 平田まりん さん
川柳との出会いは夢修さんのブログを覗いたことで
入来の皆さんと出会った。これからもこのあったかい
輪の中でまどろんでいたい。
短冊に恋を仕掛けた天の川
鏡には映らぬ魔女の影がある
巻頭言 ・100号に向けて ― 石原夢修
10月号で節目の100号になる。創刊8年。
主宰の人脈の広さと会員の活動のたまものである。
「つばさ」を支えていただいた皆様にお礼と今後も益々の
ご指導をお願いしたい。
近詠自選 薫風集
弟よお前はお古が似合うなあ (西岡南風)
何もかも解って蛍逢いにくる (春田あけみ)
書き足した生命線の赤い色 (平瀬芙蓉)
傷ついたことより傷つけた記憶 (外園ピアノ)
火葬場の扉は容赦しない音 (前田洋子)
公園の前に我が家がある不運 (松本清展)
編集ひろば
7月号が出るころは転居先でゆっくりのはず。
6階なので阿蘇がちらり。たぶん真夏でも
涼風が吹くものと期待。(熊本・孤遊)
7月句会は7日13時
「しかし」「素直」「生きざま」「義理」各3句
近詠6句
入来公民館
付録 : 第40回全日本川柳愛媛大会より
文部科学大臣賞
百年後笑顔になれる樹を植える (東京・伊藤良彦)
参議院議長賞
木の椅子の温さはマドンナの温さ (福岡・梅崎流青)
川柳大賞
吊るし柿ひとり息子は帰らない (青森・高瀨霜石)
大会賞
宮城・鎌田京子 / 佐賀・真島久美子 / 宮城・丸山あずさ
新潟・若林柳一 / 福岡・時津みつこ / 愛媛・高畑俊正
岡山・西村みなみ / 愛媛・坂上俊子 / 埼玉・上野さざ音
愛知・ 樋口りゑ / 大阪・吉道あかね
ジュニア 県知事賞
広げると水平線が出るタオル (愛媛県中1・江口雄有斗)
宮崎から淳子さんが参加され一句入選おめでとう
古民家が迎える嫁は異邦人