月刊 おかじょうき 2月号
(おかじょうき川柳社・むさし)
会員雑詠集「無人駅」 鑑賞 ・・・ むさし
友の通夜 浅草焼きの白い餡 (角田 古錐)
「浅草焼き」って青森で作られ売られている
おやきのことですね。友達の通夜で食べたのは白餡でしたか。
その友達は白いイメージの方だったのかも・
無人駅1月月刊賞
飲みかけのペットボトルのように居る (守田 啓子)
会員雑詠集「無人駅」
足しても引いてもゼロになる私 (向山タヱ子)
採血は執行猶予雨上がり (村井 規子)
迷宮ですれちがうひと玉子焼き (柳本 々々)
びっくり箱にきっと不時着するだろう (横澤あや子)
バス停で知らない人とよく話す (吉田 州花)
昨日から途方にくれているバナナ (岩根 彰子)
性欲の轍で歩きにくかったりする (Sin)
水たまり海の記憶を訊きにくる (月波 与生)
日めくりがキラリゆらりと結露する (德田ひろ子)
こんにゃくの固さに合わせたりしない (まみどり)
活断層が無数に交差する茶の間 (むさし)
0番線(おかじょうき誌上句会)
課題と選者(2句詠・共選)
【 肉 】 竹内ゆみこ(京都府)・む さ し (おかじょうき代表)共選
投句料 1000円(発表誌呈)、当会員は無料。
宛先 http://www.okajoki.com/toku/0line.htm/
振込 No、 02280-6-43112 おかじょうき川柳社
特選賞に青森特産品を贈呈。