こんばんは、こりんです。
只今実家に引きこもってます。
母との話は尽きず、マシンガンのように喋っていると、弟なんかはビックリしています。


今回は、私が誰かに何かを教える伝えるときに気をつけていることを述べてみます。

教える伝えると言っても内容は色々あって、勉強なり発声なり人生観なりあると思います。
でもとりあえず総てに共通する基本のものを語ってみます。


私は誰かに何かを伝えたいとき、まず自分の立場や矜持や思い込みなどに捕らわれないようにしています。
...というのは、(特に女性にありがちなのですが)いかにも「私は上品だから」の体である種の下ネタに極端に応じない(フランクな会話をしない)とか、「私は教える立場だから、頭良いから」という雰囲気を醸し出して自分の善いイメージばかりに拘る(自分に対するツッコミや揶揄を完全に拒絶する)とか、「この年ならこれくらい分かっていなきゃいけない」と決めつけすぎて相手に説明を合わせない(玄人向けの説明)など、それらはすべてコミュニケーションが断絶する原因になるからです。
そういった要素が説明者側にありそうなときは、常に反省しなければならないかなぁと私は思っています。

教える伝えるというと、確かに説明者側のほうが知識として優位な点を教えることになります。そういうことから如何にも説明者自身が中心だと思っている人も多いですが、最終的な目的は「対象になる人の思考回路に響くこと」であるはずです。
だから相手の理解度や語彙などに合わせて説明の仕方をカスタマイズしないで、毎回同じ説明をするなどという行為は、言うまでもなく、その目的にかなっていないのです。
説明者はある程度の観察力と、確認力、柔軟性のある手段を持っている必要があります。


以下、私が説明時気をつけていることです。

【①自分が深く理解する】
分かりやすく説明するためには、まずは自分の言葉でその内容を捕らえきっていないと行けません。具体例でいうと何なのか、全体のなかではどういう位置付けになるのか、似たものや関連したものはないか、どのように生活に活用できるのか...など、既存の知識や経験と結びつけて、自分の身に染み込ませておくことです。教科書の本文をなぞったようにただ人の言葉をそのまま復唱しているだけでは、説明したことになりません。
私は教えるための調べものは、関連しそうな知識も含めて、自分が疑問に思うことは徹底的に調べています。


【②相手の理解度や信念を知る】
私はその人と付き合いが深いほど、アピールしやすく感じます。というのも何処まで理解しているか、何を大切にしているか、学ぶ意欲はどれくらいあるか、どのくらいの話の長さが好きか、どれくらい真面目に話すかなど、説明するときの手段がその人により合わせられるからです。
普段からフランクな会話をして相手のテンポを知ったり、理解度を直接質問して聞いたり、反応の仕方を観察したり、そういった情報の蓄積はとても大事です。

【③相手の語彙を自然に使う】
私はよくやります。専門用語や若者言葉などでも、相手の使っている言葉の内実がわかる範囲なら、自分本来の言い方よりそっちを優先します。
また相手と反対の意見を言いたい場合も、いったん相手の言葉や言い回しを受け入れてから言うと、あまり否定感を感じないようです。
例「そうなんだ、『30分じゃできない』と思うんだね。実際にやってみた?30分くらいならすぐだから、一回やってみてから決めてみない?」

【④使える手段は何でも使う】
イメージや具体例などの言葉にかぎらず、絵や写真、メモ、本など、使えるものは何でも使ってしまうと楽ですし相手の理解度も確実にあげられます。私は絵を描くのが好きなのでイラストを挟んだり、図に整理したりします。あとは人生観とか大きい話になると、選んだ本を貸してしまったり、何も言わないけれど自分の普段の行動で着々と示すこともあります。発声の話なら、実演できるものは大抵声でやってしまいます。


【⑤究極に簡単な説明ができるようにしておく】
難しく言葉を尽くすことだけが説明ではないので、「いちばん簡単な説明」を持っていた方が良いです。相手の予備知識がほとんどなくても、すっと入るような言葉です。
例えば「声ってどういう仕組み?」と聞かれたら、「気管上の甲状軟骨っていう骨の枠組みのなかに、主に内喉頭筋で操作される一対の靱帯があって...」(←頭痛くなってきた(笑))とかっていう説明もできます。できますが、もっと簡単に「肺からの空気で喉のなかの楽器を鳴らして声にしているんだよ」とかっていう言い方もできます(もっと簡単な言い方ありましたら、絶賛募集中です)。
説明の後は「うーん難しいなぁ」なんて思わせたくない!とこりんは思うので、如何に分かりやすく噛み砕くかに気を回していたりします(笑)


【⑥一度でぜんぶ理解してもらおうと思わない】
意外と大事です。段階を追って徐々に説明したり、全体像から入ったり、いちばん大事なところだけをその時は説明してまたの機会に残りを説明したり、何度も違う言い方で説明したり...と、急を要することでなければ焦らないことも大切です。
やっぱり相手の経験や知識が足りないとその場で理解しきれないこともありますし、新しいことが気持ちのうえですんなり入っていかない人もいるので、いったん時間を置くというのも立派な選択だと思います。
もちろん自分の勉強不足で十分な説明ができないと感じたときも、そのまま突き進まず、準備に時間をもらうことが大切です。


何だかんだ述べてみましたが、私は人に何かを説明するって、結構大事なことだと捉えてます。
人が知識を吸収する方法っていろいろありますが、一部の頭の回転がすんばらしい方以外は、いくら文章で綺麗に書いてあっても、誰かに補足説明してほしいところが必ず出てきます。
そのときに説明してもらった方向で、その人の思考回路が一部構成されてしまうんだなぁというところに、私はある種の責任すら感じています。
だから何でも納得いくまできちんと勉強してから、言葉も一生懸命選んでいかなきゃなぁと、様々な反省を経て、いまは強く思います。

だからこそ説明を頼まれたとき、思い切って自分より詳しい人に説明を委託したり、実力が足りてないと感じたときは「うーん、あんまり詳しくないけど頑張ってみるから、一緒に確認してみてくれる?」などと言って努力するスタンスを最初に示してしまったり、あえて自分が説明できないことを正直に謝ってしまうことも、大事なのだと思います。


ここまで読んでくださり、心から感謝いたします。
次回も気分更新で。