東京から一晩で別世界へ!

このたび、
をもとにした記事がm3.comメンバーズメディア連載に採用されましたので、全文転載&ご紹介〜音譜

 

 

 

「関東近場でサクッと行けるところ、紹介してほしいです」といったご要望からヒントを得て、意外性のあるネタということで

一度は乗ってみたい寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」についてご紹介いたしました。

東京から、一晩明けると山陰・四国って、なかなかロマンのあることじゃないでしょうか。

 

こうして朝、到着し、

前回はサンライズ出雲からの出雲大社参拝&玉造温泉宿泊についてご紹介いたしました。

⇨ 多忙な社会人の弾丸旅行!サクッと回る出雲大社・玉造温泉宿泊 <医師限定メディア掲載記事>

 

今回から、サンライズ瀬戸を下車後、丸亀でうどん食べてからの「こんぴらさん」。

決死!?の階段上りとその後のぐうたら温泉旅の模様を2回に分けてお送りいたします。

 

 

 

寝台特急で高松駅到着!

まずはとにかく腹ごしらえ!

私の場合、東京都内が停電に陥った東北地方の地震の影響で、到着が1時間近く遅れたこともあり(詳しいエピソードは【乗車記】《サンライズ出雲・瀬戸》都内で仕事→翌朝は山陰or四国!? 多忙な社会人におすすめの寝台特急参照)、

 

兎にも角にも炭水化物!? 

香川ときたらうどんでしょう! 

讃岐うどんといったら丸亀でしょう!!

 

という短絡的思考のもと、JR丸亀駅に向かいました。

幸い、朝から開いているお店がとても多いのです。

 

高松から琴平まで、高松琴平電気鉄道(ことでん)に乗りたい気持ちもあったのですが、駅チカじゃない名店が多かったり、お目当てのお店は定休日であったり、どうもうまいこと見つからなかったのです。

 

 

4泊分の荷物をガラガラと引いておりましたし、

タクシーでうどん屋さんを数軒巡るプランもあったのですが、

このあとこんぴらさんに行ってから宿にはチェックイン時間ドンピシャに入って、もうそこからはグダグダしたかったので、

駅から数分歩いてサクッと食べられるところ、

ということでJR丸亀駅から徒歩で行けるお店となりました。

 

 

ということで今回お世話になったのは「麺処 綿谷 丸亀店」さん。

セルフスタイルでいただく「肉ぶっかけ」最高でした!

 

 

 

 

いよいよ「こんぴらさん」 

785段の上り階段を500段減らす方法

JR丸亀駅から琴平駅へ移動し、いよいよ強敵に挑みます。

 

こちら、JRでなく今回乗ることができなかった「ことでん」琴平駅前。

ちょうど鳥居があったので。まだこの先のなんたるやを知る前の、お気楽写真です。

 

 

 

「さぬきのこんぴらさん」こと金刀比羅宮の階段は御本宮までが785段、奥社まではなんと1,368段

 

正直、階段何段がいかほどのものか、さっぱり見当ついていない我々母娘でしたが、

少なくとも御本宮より奥には行かない

ということでこちらは即決いたしました。

 

で、お次の憂慮事項は御本宮までの785段。

全て上ってナンボ、というポリシーの方は、この項は読む必要がない説あるのですが、しかしオプションの存在は知っておいて損はないのでは?? 

 

結論から申し上げますと、我々、この785段ですら「いかに楽するか」で脳みそいっぱいでございました笑

 

まず、悲報ですが、参拝客をかごに乗せて金刀比羅宮境内入口「大門」(石段365段目)まで石段を上り下りする「石段かご」は、2020年1月25日を最後に廃業されておりました。

どうやら担ぎ手が高齢化し、新たな人手も確保できなくなったことが原因だそうで。廃業は苦渋の決断だったそうです。

 

 

しかーし! こちら大門まで、「石段かご」よりかなり近代化した手段といたしまして、コトバスタクシーの「こんぴら参拝登山シャトル」というものがあるではないですか!  

しかも大門に行くことができるタクシーはこの「コトバスタクシー」一社のみの専売特許なのだそう! 

これが時代の流れ、なのかもしれません!?

実は我々、最初はこちらを予約していたのです。

 

が、再三申し上げた通り、サンライズ瀬戸の高松到着が遅延し、さまざまな予定がずれ込みました関係で、予定していた「こんぴら参拝登山シャトル」の時間にも間に合わなくなりました。

(うどんを食ってる場合か、という説ありますが、これは外せませんww)

 

宿泊予定の旅館に荷物を預けがてら、「コトバスタクシー」に電話していただいたところ「今もう、全ての車が出払っていて、30分くらい配車ができない」と言われてしまったのです。

 

他のタクシー会社ならすぐ配車できるのですが「大門」までいく権利を持っていない…

 

ですがここで、宿から素晴らしすぎる助言が飛び出しました。

 

「コトバスタクシー以外のタクシー会社で資生堂パーラー『神椿』(石段500段目)まで行けますよ?!」

 

わんだほー!!

 

 

「一旦『神椿』さんに入って、別途カフェ・食事代がかかっていいなら、にはなりますが、コーヒー一杯だけでも大丈夫ですので」とのこと。

 

お恥ずかしながら、うどんのことばっかりで、まさかこんぴらさんに資生堂パーラーがあるとはつゆ知らず笑 

全くノーマークでしたが、そんな素敵そうなカフェ、ブログネタ的に、なおのことOKじゃないの!

 

ということで、385段を端折るどころか、さらに120段ほど端折り、コトバスタクシーとは別会社のタクシーで500段目までワープすることとなったのでありました。

もう笑いが止まりません。​​

 

 

誘惑が多かった「神椿」さんですが、結局アイスティーをいただくにとどまりました。

が、雰囲気も大変良く、次こそはパフェを食べようと誓いました。

 

 

 

余談ですが、この「神椿」さん、次々回の記事でご紹介する「四国まんなか千年ものがたり」にて「再会」する運命にあるのですが、この頃は全く、心当たりすらなかったこと、付け加えておきます。

 

 

 

まさかの「ラスボス登場」に絶句!

残り285段、完全にナメていました

「神椿」ですっかりくつろいだあと、もう残りは全行程の3分の1でしょう?余裕じゃーん!とかなりタカをくくってのスタートでしたが、最後に133段もの直線階段「御前四段坂」が登場。

ちなみにこちら、半分登ったところです

 

 

目の前に突然現れた「ラスボス」に絶句しましたこと、お伝えしておきます。

 

この辺りのしょーもない体たらくは、母との音声含め、ほぼ全て動画にて公開いたしておりますので、お時間ございましたらぜひご覧ください。

 

正直、この133段だけでお腹いっぱいでございまして、「神椿」さんの存在は、救世主と言っても過言ではございませんでした。

 

 

0:00 「神椿」カフェの階段からスタート!(気合だけは十分🤣) 

0:47 旭社 

1:20 賢木門 

2:22 ここで「ラスボス」の存在に気づく😂 

3:01 「ラスボス」最後133段の直線階段 

4:33 御本宮&周りをぐるっと 

5:00 「ラスボス」上から今までの道のりを振り返る…

 

以上、東京からサンライズ瀬戸で高松到着後、丸亀でうどんを食べてから琴平へ移動し、「こんぴらさん」御本宮まで登りつくまでをご紹介いたしました。

 

次回は、実にあっけなかった下り階段と、任務完了後の「ご褒美」スイーツと温泉宿について、お伝えいたします。お楽しみに!

 

 

 

 

<参考サイト>

 

【乗車記】《サンライズ出雲・瀬戸》都内で仕事→翌朝は山陰or四国!? 多忙な社会人におすすめの寝台特急

 

《麺処 綿谷 丸亀店》念願の讃岐うどんは駅から徒歩圏内のこちらで!

 

【香川 琴平】いよいよ「こんぴらさん=金刀比羅宮」! 御本宮への上り階段を500段減らす方法

 

 

 

 

 

m3.comメンバーズメディア編集部の皆様からいただきました、この記事についてのコメント・感想はこちら:

 

 

Tさんより、

 

資生堂パーラーがそんなところにあるなんて驚きでした。

臨場感溢れるドキュメントをありがとうございました!

 

ありがとうございます!

 

 

次回もぜひお楽しみに〜〜音譜

 

 
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