スシ食いねえ!

 

 

年始にふさわしいネタは、

江戸っ子にふさわしい、お寿司で行くことにしました。

 

 

日ごろ他の地で油売ってばかりのえりおですが、

やはりたまには江戸の食文化というものもきっちり押さえておかねばなるまい。

 

 

北海道出身の方や、福岡出身の方が、

 

「東京で刺身を食べたらあまりのマズさにびっくりした。ここには住めないと確信した」

 

とツイートしていて吹きました。

 

 

あのな、流通経路を考えろw

刺身の新鮮さと安さで勝負したかったら、漁港の近くで食べるのが一番美味しいに決まってるし。

 

 

あと、東京に住む住まないに関しては、

大丈夫です。もうじゅうぶん人がおりますので、嫌々住んでいただかなくても結構です。

(そもそも、東京なんざ、万人向けな街じゃございませんので✋)

by東京土着民

 

 

ネタの新鮮さでは勝負できない。

 

じゃあ、何で?

 

 

 

お寿司です。

 

 

 

実は、

私も「ネタの新鮮さ」がお寿司の美味しさの基準と思っていました。

 

亡き父も新鮮なネタが好きで、

さかのぼることバブル期、

小学生でした私は事あるごとに高級なお寿司屋さんに連れてかれ、

私はかっぱ巻きや納豆巻きで満足なのに、半ばイヤイヤお刺身ばっかり食べさせられました。

ここから「お寿司トラウマ」始まります。

 

 

なので成人してからも、

新鮮なネタなら北海道の回転寿司でいいじゃん、

そう思っていました。

 

 

でも違うのです!

 

お寿司とは、

あくまでネタとシャリのバランス

それをうまく引き出す職人芸。

 

量と温度

食べるまでに崩れない、絶妙な力加減

冷たいものは冷たく、火にあぶる物は熱く 

 

 

趣向を凝らすことにより、

漁港から遠くても、

美味しくネタを味わうことができる。

 

長い期間を経て、生み出された「技」であるのです。

 

 

 

これを教えてくださったのは、

京都の、とあるフレンチレストランのシェフでした。

 

これ聞くと、回転寿司でシャリだけ残す若い女子とか、

単なるアホですなw

 

 

 

今まで「お寿司トラウマ」ゆえ、

つい数年前までは、

和食や懐石やお寿司、

苦手だしあまり満腹にならないし、

なんとなく避けてました。

 

特に東京だと、高くつくし、

お寿司は避けていたのです。

 

 

 

が、京都で「祇園にし」さんと出会ったり、

様々な素晴らしい旅館にお伺いして、

そのうち歳をとって胃腸も弱まってきてw

「和食でも満腹で幸せ」な経験をたくさんさせていただき、

和食アレルギーが緩和されてきたのです。

 

 

 

そんな背景もありつつ、

 

今回の年末年始は長いww

12月28日、午前半日だけ仕事して、

image

 

 

江戸の人間なら江戸の名店へ。

 

 

この翌日、

開放感に満たされた12月29日、

予算オーバー覚悟で、

母を「父との思い出の店」に誘いました。

 

 

「お寿司トラウマ」公言していたので、

まさかの私からお寿司に誘われるとは、

母もビックリだったかと思います。

 

 

前置き長くなりましたが、

そんな背景あってのお寿司、ということで、

レポさせていただきます〜音譜

 

 

いざ、久兵衛!

 

 

 

まずはビアだぜ

 

握り中心のランチコースに先がけて、アラカルトつまみを頼む作戦で。

それで少しは予算削減できるかなと思ったんだけど、結局ご立派な額になりましたので、効果のほどはどうだったんだかはシラネ🤣

 

 

 

例によって「味についてなんも書いてない」のは、

「美味しいって言葉以外思い浮かばん」ってこってすww

 

 

 

まずはおつまみ〜♪

大トロ

いきなりいっちゃう母娘w

 

 

刺身

 

 

炙り

このステーキみたいなの、好きなんw

 

 

付け合わせも揃って

ガリとかお漬け物とか今だに食べられないのですが、

このワカメだけは延々と食べられますw

 

 

鮟肝

 

 

 

調子づいてきたオカンはアワビ注文

おいらはアワビ的にナマをコリコリ食べるよりバター焼き派なのでご遠慮申し上げました。

 

 

 

磯辺焼き

 

 

 

 

ゲソ焼き

 

 

 

そして板さんの勧められるがままに頼んでしまった〜!

タラの白子焼き

「くもこ」や!(←京都かぶれw)

そしてここいらで、熱燗!

 

 

母は「白子はフグに敵わん」ってパスw

 

あーでも、フグであるか否かに関わらず、

こうもなるとやっぱり京都で食べたやつの方が美味しい〜!

 

 

 

と、この辺でおつまみはたいがいにして、

 

 

ここから握り〜♪

6600円のランチコース「志野」(握り10個、巻物1本、お椀)でございます。
 

中トロ

手で握りやすいようにタテ向きで出てくる!

手でつかんでも全然崩れない!

ネタとシャリのコンビ

なるほど!おいし〜い♪

(以下同じww)

 

 

カレイ

 

 

カンパチ

 

 

イカ

塩で!

 

 

 

ホッキ貝

 

 

ここいらで、もっかい中トロが出てきて(粋!)

 

 

ウニ

やっとウニが食べられるまで成長したえりお

あーでも、ちょっとやっぱり臭みがあるんだけど、

ご飯とのマリアージュとお海苔の香りでカバーしてるこの感じが江戸前寿司なのか!

 

 

コースに入っているか否か、

もはや判断つかない酔っ払いえりおにまたも魅惑の食材が

 

 

 

 

クルマエビ〜!!

 

 

エビのお頭さんもこんな風に。

 

 

タマゴ

 

 

穴子

素焼きとタレと、一つずつ〜酔っ払い

 

 

巻物たち

かっぱ巻き、鉄火巻き、大トロ巻き〜

 

このシンプルな巻き物、ですけれども、

具材とご飯とワサビとお海苔と、

絶妙なバランスで美味しいの!

 

一番ベーシックなかっぱ巻きの地点で美味しい。

 

オカンは「巻き物でお腹いっぱいになるのは癪だわ〜!」

クダをまいてましたがw

 

これを最後に出すことで、お腹いっぱいにさせるとわかっていても、

食べたくなっちゃうのよ〜

 

 

でも、やっぱ左端の大トロ巻きが一番美味しくてww

 

オカンに、感想聞いたら、

大トロと認識しておらず🙄

 

記憶にございません、とかいうので、
 

大トロ巻き、追加🤣

 

オカンの、下からはみ出てますぜw

 

 

オカンはその後、梅しそ巻き手巻きで追加w

なんだかんだ巻き物楽しんでるじゃないかい。

 

 

お椀も美味しく。

 

 

お寿司屋さんの濃ゆいお茶ってなんでこんなに美味しいんだろ。

 

ここでおあいそしたら、一人3万超えよ🤣

あわよくば、15000円ですんだりしないかしら、思ったが甘かったww爆

 

 

久兵衛で1人3万でおさまったのが奇跡、なのかもしれないがw

 

母は大喜びでしたので、よし。

 

ちょこちょこ行く、ってわけにはいかないですが、

年忘れの恒例行事にくらいなら、してもよいかもしれません。

 

 

まあでも、どうしても、甘いもので〆としたいえりおと、

しゃべり足りないオカン、

この後ロビーラウンジでショートケーキセット食べちゃったのでした。

 

 

 

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