とり天(とりてん)は、その名のとおり「鶏の天ぷら」です。
鶏に衣をつけて揚げた日本の料理で大分県中部の郷土料理です。
一見、鶏の唐揚げとどう違うの?と思いますが、食べてみたらなんかやっぱりちがいます。天ぷらです。
大分県では、レストランや定食屋をはじめ、喫茶店、居酒屋、弁当屋で定番料理の一つとして提供されています。大分県民にとってあまりにもフツーな料理であるため、日本全国どこにでもある料理だと思っている県民も多いんだそーです。
このお店を選んだ理由
これを説明するにあたり、とり天発祥のお店について、すこし説明させて頂く必要があるのですが、
とり天は大分の殿様が天下取り=天鳥として作らせた事がはじまりのはじまりだそうで、それを今は無き、大分市大分市内の店舗にて提供しだして、広まっていきました。
別府市に1926年(大正15年)に開業した、とり天の元祖とされる「レストラン東洋軒」に残る、昭和初期のメニューによると「炸鶏丸」という料理が「鶏ノカマボコノ天麩羅」と説明されているそうです。
別府市内の洋食店でこの記事で紹介いたします「三ツ葉グリル」(現「グリルみつば」)が1953年(昭和28年)に開業した当時のメニューにもとり天が載っており、この店が元祖として紹介されることも多いらしいのですが、「三ツ葉グリル」の創業者は「レストラン東洋軒」出身であり、現店主も「レストラン東洋軒」が起源であるとしています。
なのでまあ、とり天を食べるにあたり、レストラン東洋軒とグリルみつばの2択となりましたのですが、最終的にグリルみつばにしたのは別府駅から徒歩圏内で地獄めぐりバスツアーの後に寄りやすかったということが決定打になりました。
お店は可愛らしいこちら
内装も茶色を基調とした落ち着いた空間。
なんか洋食屋さんキタって感じ
カウンターにご案内頂きました。
ここで鉄板料理も作ってもらえるのね〜〜🎶
でもお目当てはとり天❣️
ブレずにオーダしたとり天定食(1150円)がこちら、
じゃーん❣️
たっぷり山盛り
しかも甘辛いタレがたっぷりかかっている。
鶏の揚げ方が唐揚げでなく、本当に天ぷらなんだ(-@∀@)と実感した瞬間。
本当に天丼の鶏バージョンなんだな。
お味噌汁が赤だしってのもなんかツウな感じでGOOD❣️
このボリュームは幸せでしたぁ💕
グリルみつば