皆様、こんにちは。
小川鍼灸整骨院のスタッフブログです。
新型コロナウイルスに罹患された方、および関係者の皆様にも心よりお見舞い申し上げます。
全ての方が、心穏やかに過ごせる日々が戻ってきますことを心より願っております。
頭痛で悩まれている方は国民の約４人に１人いると言われており、最近は子どもの頭痛も聞くようになりました。
頭痛の中でも片頭痛や緊張型頭痛が大半を占めていますが、毎日のように使用しているスマートフォンやパソコンが頭痛に影響しているかも知れません。
今回は「頭痛とスマホ」の関係性について調べてみました。
頭痛の種類
頭痛には色々な種類があります。
ほとんどの方が検査をしても異常が見つからない「機能性頭痛」が多く、日常生活によく見られ、原因が分からず悩まれている方が多くいてます。
★片頭痛・・・血管が拡張することでズキンズキンとした拍動性の痛みが生じます。こめかみ片側や両側が痛み、4時間以上～数日間続きます。多い人で週１、２回発作的に起こるのが特徴です。
★緊張型頭痛・・・頭の筋肉が持続的に収縮して痛みが起こります。痛みは頭を締め付けられているような痛みがだらだらと続き、痛みにも強弱があります。首や肩こりも伴い、首や肩が硬くて動かし難くなるのも特徴です。
★群発頭痛・・・1ヶ月くらいの間、毎日のように決まった時間に片方の目の奥の方が激しく痛むのが特徴です。男性に多く、年に１、２回の周期で起こります。睡眠中や明け方に激しい痛みに襲われることが多く、１～２時間ほどで自然に治ります。
片頭痛と光
片頭痛を引き起こす誘因の１つに「光」があります。
太陽の光、室内の照明、車のランプなどの身近な光で片頭痛を起こしてしまっています。
ここ近年最も身近にあるスマホやパソコンからもかなり強い光を発しているので、長時間使用で、頭痛への影響を及ぼしているのではないかと言われています。
緊張型頭痛と姿勢
痛みを引き起こす誘因として「疲れ」「ストレス」「精神的緊張」だと言われています。
長時間のスマホやパソコンの使用により、無理な姿勢を維持し続け、頭から肩にかけての筋肉の緊張が血流を悪くして周囲の神経が刺激され、痛みを引き起こしていると考えられています。
対策法
★ブルーライト対策・・・スマホ、パソコン、ゲーム機、液晶テレビからブルーライトを発生しています。片頭痛を引き起こしてしまう強い光を発するスマホは突出して多いのが特徴です。ブルーライトの刺激は目の痛みや疲れ、頭痛を引き起こし、眼精疲労から緊張型頭痛も引き起こしてしまいます。スマホやパソコンの使用時間は1日３時間までとし、ブルーカットメガネなどの使用をしましょう。就寝前2時間以内はできるだけ使用しないように心がけましょう。
★姿勢に気を付ける・・・スマホ使用時に多く見られるうつむく姿勢はＮＧです。机などを使用し、うつむく姿勢にならず、目線はまっすぐか、やや下向き方向でスマホやパソコンを見ましょう。固定できない場合は肘を高めに持ち上げ、できるだけうつむく姿勢にならないように心がけましょう。
★ストレッチ・・・首から肩、背中にかけてある僧帽筋（そうぼうきん）をゆるめて柔らかくすることが大切です。スマホを見るあのうつむく姿勢は僧帽筋がずっと伸びている状態になり、血行不良にもなります。長時間スマホやパソコンの操作をする人は休憩を多く取り入れ、首や肩まわりのストレッチを積極的に取り入れて下さい。
＊ストレッチをして頭痛が起こったり、すでに頭痛が起こっている場合は控えて、安静にして下さい。
最近はコロナ禍でテレワークが増え、マスクの締め付けで頭痛に悩まされている方や、子どものゲームやスマホ使用率が上がったことで子どもの頭痛、季節の変わり目、生理前の頭痛など日常的に感じている方は、痛みを我慢せず解決していく方法を見つけていきましょう！
いつもの「機能性頭痛」だから慣れっこと言わないで、早めの受診もおススメいたします！！
特に頭をバッドで殴打されたような痛み、吐き気、嘔吐などいつもと症状がおかしい場合は一刻も早く病院へ！！！
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