皆様、こんにちは。
小川鍼灸整骨院のスタッフブログです。
9月に入り、大気が不安定な日が続いています。
今週末も、突然の激しい雷雨にくれぐれも注意して下さい。
また、台風13号が接近してきています。
台風から離れた所でも大雨に警戒して下さいね。
最近、友だちが『捻挫』をしてしまい、「捻挫をしたらどうしたらいい？」と相談されましたが、上手に返事が出来なかったので、今回は『捻挫をした時の対処法』を調べてみました。
◇捻挫とは
足首や手首、指の関節をひねり、痛めてしまう事です。
関節には筋肉や腱、靭帯、関節包などがあり、それらを傷つける事を「捻挫」と言います。
実は、「突き指」も捻挫の一種だそうです。
◇捻挫の原因は？
サッカーやバスケットボール、テニスなど足首をよく使うスポーツをしている方や、段差や階段などの日常生活でも起こります。
よくある捻挫は足首に起こります。
足首は内側と外側にひねられ、靭帯が伸びたりして痛みや、赤く腫れたり、内出血が起こります。
足首の構造上、捻挫をするのは「内反捻挫」で、約８０％を占めると言われています。
◇捻挫をしたら病院に行くべき？
関節をひねってしまい、軽い場合は２～3日で痛みは取れ、１～２週間で日常生活が出来るようになります。
しかし、捻挫をした場合は、基本的に医療機関（整形外科）を受診してください。
捻挫と思っていても、靭帯の損傷以外に骨折を伴っている場合があり、根本的な治療方針が変わります。
特に、腫れが強い場合には自己判断をしないよう注意が必要です。
◇捻挫の分類
〔捻挫Ⅰ度〕
靭帯の損傷が軽く、靭帯が伸びてしまった状態ですが、断裂はしていません。
痛みはありますが、内出血や赤く腫れたりしません。
〔捻挫Ⅱ度〕
靭帯が部分的に断裂した状態です。
症状としては痛みや腫れ、内出血がみ見らます。
〔捻挫Ⅲ度〕
靭帯が完全に断裂した状態を指です。
非常に強い痛みを感じ、患部が大きく腫れ上がり、広範囲にわたって内出血が見られます。
靭帯が完全に切れているため関節が不安定になり、グラグラとするような感覚があり、触るだけでも強い痛みを感じることがあります。
◇捻挫の応急手当
捻挫をしてしまい、まず何をしていいのか分かりませんよね。
応急処置の基本に「ＲＩＣＥ」と言うものがあります。
安静：Rest
運動はもちろん、日常生活でも患部を動かさないように安静しましょう。
冷却：Ice
炎症を抑えるために、患部を冷やして血管を収縮させます。
氷の入った氷嚢（ひょうのう）や保冷剤をタオルやガーゼなどで二重に包み、凍傷を防ぐことが重要です。
圧迫：Compression
患部の内出血や腫脹を抑えるため、腫脹部位を中心に腫れのない部分まで包帯やテーピングなどで軽い圧迫を加えます。
強い圧迫は循環障害をきたすので注意してください。
拳上：Elevation
安静時や睡眠時は足が心臓より患部が高くなるように枕などを足の下に入れましょう。
一番大切なことは、「冷やすこと（アイシング）」です。
これはご家庭でも簡単に出来ますので、関節をひねり、痛みがある場合はしっかりアイシングをするようにしましょう！
◇早く治すには？
軽度の捻挫でも、しばらくは運動や入浴、飲酒などは控えましょう。
しかし、無理な運動は禁物ですが、安静にし過ぎない事も大切です。
医師の指示に従いながら日常生活や仕事を再開しましょう。
◇捻挫はくせになる？
きちんとした手当をしておけばほとんどの捻挫は治ります。
しかし、安静が不十分だったり、手当の仕方が間違ってしまうと、傷ついた関節周辺の組織が回復しにくくなり、緩んでしまった状態になり、捻挫を繰り返しやすくなります。
当院では「捻挫」の手当はもちろん、その後のケアまでしっかりと診させて頂きます。
親身になって対応させて頂きますので、まずはご連絡下さい。
平野区、生野区で、筋膜治療、整体、美容鍼等の治療をお考えの方は
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