東南アジアの甘酒
日本以外にも、甘酒があるのを
ご存知だろうか。
以前発酵ライフ推進協会でも、
北インドに住む協会仲間の大西さんに講座を
お願いしたことがあるが、
東南アジアの甘酒 タペ。
と、言っても、甘酒のことをタペというわけではない。
ラギと呼ばれるテンペ菌で
発酵させたものをタペと言う。
米のタペ
芋のタペ
早速食べてみた。
米タペは、
まさしく甘酒。
雑穀米甘酒みたいな感じかな。
日本の麹よりも、米が硬く、
粒感がある。
作り方は、至って簡単。
米を蒸す
ラギを振り掛ける
１日そのへんに置いとく。
おわり。
そう暑い国だからね。
カモシコとか、いらないのよね。
しっかり甘味はあるが、
しっかりアルコール発酵もしている。笑
地元では、
このままデザートとして食べるか、
または、お米で作ったパン
これ自体も、ココナッツシュガーが
たっぷり入っていて、甘い。)
の上に、タペを乗せて食べるそうだ。
お次は、芋タペ。
正式名称は、タペ シンコンという。
サカパといわれる、いわゆるキャッサバ芋みたいな芋に、直前ラギを振り掛け、
バナナの皮で包んで
あとは、一晩〜ニ晩、そのへんに
ほったらかして置く。
おおー。
発酵した芋だ。
めちゃくちゃ甘くて、
シュワシュワしていて
やっぱりアルコール発酵している。
これも、このまま食べるスイーツだそう。
または、芋タペの上に、米タペ乗せて食べるそうだ。
どんだけ甘いものが好きなんだっ！
スーパーでも、普通に売っているので、
行かれた方は、是非。
タペ マデゥ
マデゥは、ハチミツとか、デザートという意味。
ハチミツは、入っていない。
発酵させた甘味だけだ。
とても、おいしいのだが、
初めて手に取ったときは、熟れすぎたバナナのように、異常に柔らかく、
もしかしたら、いっちゃってるんじゃないか、
と、恐る恐る食べたが、
そういう食べ物なので、ご安心を！
甘いものが大好きなバリ人たちは、
やっぱりタペも、大好き。
お？
これは、甘酒カフェならぬ、タペカフェとか
やったらどうなの？？
と、思わず仕事スイッチが入り
意気込んでしまったが、
面白いのは、ここから。
日本では、身体によいと大ブームの甘酒だが
なんとバリでは、身体によいという
イメージは、ないらしい。
むしろ、よくないイメージのほうが強いらしい。
これについては、ちょっと面白い話を聞いたが
公けに書ける話ではないので、
今度お会いした時にでも、、、。
もちろん日本とは菌が違うので
全く同じ効果のわけはないのだが、
捉えられ方が違うのは、とても興味深い話だな、
と思った。
そんなわけで、
お知らせを3つ
①芋タペ食べてみたい人っ！！
日本に持ち帰りました。
あした、1月8日(水)にっぽんのひとさらのディナー営業に、持参します。
限定5名様くらい。
ただ、そんなに大量に食べれるものではないので
希望者が多ければ、分けます。
是非お友達をお誘い合わせの上、
にっぽんのひとさらフェイスブックページ
にっぽんのひとさらインスタグラム
または、是友麻希の個人フェイスブックにダイレクトメッセージください。
なお、タペしかありませんので、
それ以外は、普通にご飲食お願い致します。
②海外と日本での発酵食の捉え方の違いについて
こんなことを話しあう
トークショーがあったら、面白いなーと
個人的に思っているのですが、どうでしょうか？
色んな国の発酵食に、詳しい方をお招きして。
是非行きたい！というご意見が20名くらいあれば
企画しようかな、と思っています。
ご興味がある方は、
行きたい‼️と、このブログのコメント欄か、
FBのコメントに記載お願いします。
③発酵ライフアドバイザーを取得すると旅が楽しくなる。
発酵ライフアドバイザーを取得してから、
日本中の旅、いや海外旅行までもが、
今まで以上に楽しくなります。
食べるのが大好きなアナタ‼️
市場とか、見るのが大好きなアナタ‼️
調味料を買い集めて、眺めているのが大好きなアナタ‼️
大手のお土産屋さんより、地元のスーパーや朝市で買い物するのが好きなアナタ‼️
発酵というキーワードが加わると、
旅が、もっと楽しくなりますよ。
2020年発酵ライフアドバイザー養成講座は
日本全国で、 開催予定です。
https://hakkolife.com/adviser/
