恋愛小説 ハートで繋がる、ラブ・ジェネレーション
https://ameblo.jp/koremiturie/entry-12684448668.html(第1話)
恋愛小説 ハートで繋がる、ラブ・ジェネレーション 第2話
オンライン同窓会の当日、彼の動きを目線でチラチラ追いかけてしまう。
もう私、ソワソワしてしまうままで参加してしまってるのだ。
ああ、お願いだから、さりげなく交際を発表して欲しい。
俺、アミと付き合ってるって。
そしてサプライズで公開プロポーズされないかな......私の夢を叶えたい気持ちが諦めきれなくて、
気持ちのアップダウンが止まらないままだ。
一人、一人、自己紹介タイムが始まった。
オンラインだからか、滅多に同窓会に参加しない、当時学年1番の美人と言われていたエリカも参加していた。
彼女は相変わらず綺麗。画面越しから、輝くような雰囲気が十分伝わってくる。
高校時代、ユウジがエリカに片思いしていたのを知ってるからか気持ちが、すごくざわついてしまう。
「こんばんはー。エリカです。今はね、インスタグラマーとして、PRのお仕事したり、テレビのレポーターしたり。
そうそう、地元に戻ってるの。だから、遊んでねー」
エリカって東京から地元に戻っているんだ。
まさかユウジ、いまさらエリカに未練があるなんてないよね.........ますます気持ちは落ち込んで行く。
オンライン同窓会、話題の中心はエリカ。
ユウジもエリカの話、うなづいたり、質問したりして、すごく熱心だ。彼のその姿を見るのが耐えられなくて、私、途中で同窓会を退出してしまった。彼の情熱的な眼差しが他の女性に向かってるという現実に耐えられなかった。
つづく・・