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Rieの私小説
「サヨナラ、俊くん」
その2
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LINEのやり取りは
モテテクニック満載
無邪気に
喜んでるフリ
したけれど
本音は、
ウラハラ
女性慣れ
扱ってくれることに
逆に不安・・・
グルグル・・・
になってしまうの
待ち合わせ場所で
彼に再会。
彼は満面の笑みで
私を迎えてくれる。
少しずつ私の警戒心が
ほどけていく。
「ねえ、りえさん、
彼氏いるの?」
シャンパンで
乾杯した後、
ストレートに
口説いてくる彼
あまりにも
緊張してしまい
言葉が出ないから
曖昧な雰囲気
モテる女を気取っていく
そう決めたの
食事の後、
丸ビル近くで
散歩しながら、
あれこれ
お互いのことを話
彼は、千葉在住。
お父様が創業した会社の
2代目としての修行中。
二人が出会った
パーティーは、
お父様の代理で
参加していたとのこ
「ああいう場所は
得意じゃないんだ。
うちの親父世代が多くて、
話
しかも、2代目ってことで、
お坊ちゃん扱いされるから、
熱い想いを
聞き入ってると
「りえさんって
聞き上手だね。
こんな風に
リラックスして
本音を話せるなんて
滅多にないよ。
どこに行っても、
本音を話せる人に
してくれた。
そして、
手を繋いできた。
彼の強引な
口説きで、
私たちは
お付き合いすることに
なったの。
8月に入り
もう寂しさの限界
思い切って
彼にLINEするの
「シュンくん、会いたい!
デートのお誘い!!
「りえさん、
お盆休みには
デートできそう!
どっか行きたい
場所ある??」
二人でLINEラリーして、
彼の地元をドライブして
温泉宿で一泊しようって
楽しみにしてたのに
またまた
前日ドタキャン!!
接待で
飲み過ぎたとのことで・・
いくら
仕事熱心って
言っても
私は、
していたLINEを
少し減らしたりして。
LINE減らしたら
彼が慌てて
グイグイ追いかけて
くれるかな
そんなことを
夢見たのだけど・・・
だがしかし
現実は
私がLINEを
減らした分
減らしてきた
そして・・・
突然の
彼のLINE未読
未読の前
普通の会話
何の前触れも
頭真っ白になった
「なんだよー。お前。
カッコつけちゃって。
酔いが覚めたわ」
そんな捨て台詞を
言いながら
酔っ払いはサッサと
本当に良かった・・・
ホッと一息
ついていると
彼が笑顔で
近づいてくる。
「大丈夫でしたか?
少し、遠くで見かけて
驚いて慌てて
パーティーで
トラブルがあったことが
上にバレると
厄介なんで」
「いやいや、
仕事って言ってもさ
酔っ払いに絡まれるの
危ないでしょ。
無理しないでよ」
「ありがとうございます。
気をつけますね。
ぜひ、お礼をさせて
彼は名刺を渡してくれた。
裏に、LINEの
ア
入れてくれた。
ドキドキしながら
彼の名刺を
他のコンパニオンに
見られないよう、
気持ちを切り替えて
何事もなかったように
笑顔でコンパニオンの
仕事を全