世知辛い | こちらからは以上です。

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ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

ハハハ、ライオンズまた〝文春砲〟直撃だって。もうどうでもいいよ、今年は。とにかく徹底的に膿を出し切るというか、チームというより組織を作り直してくれ。

 

まあ岸選手の前に、ここ数日ネットのスポーツニュースを賑わしていたのは東京ヤクルトの畠山和洋二軍打撃コーチの、異例とも言えるシーズン途中での退団ですね。いわく「ギャンブル好きの問題児」で、ギャンブルによる借金問題が表面化しそうになった為に実質〝クビ〟の退団劇だったと概ね伝えられていますが、日本はまだまだギャンブル関連の不祥事に〝あたり〟が強いなと。

 

水原一平氏に対する報道もそうだけど、「ギャンブル好きだからダメ人間なのだ!」みたいなイメージが先行し過ぎていませんか?

 

畠山氏がギャンブル依存症なのかどうかは現時点で報じられていませんけど、なんだかこの国は「アルコール依存症」患者へのイメージと、「ギャンブル依存症」患者へのイメージだけでも違い過ぎるのですよ。「アルコール依存症」に対しては「そこに至るまで耐えがたい事があったのだろう」なんて理解してくれる人が増えても、「ギャンブル依存症」に対しては「意志が弱くて生活がだらしない」というイメージがいまだに蔓延っている気がするんですよね。どちらも本質は一緒なのに。

 

依存症になってしまう人はなってしまうし、ならない人はならないし。依存症であるが為に違法行為に走ってしまう人もいるし、依存症でも法令順守で社会に参加している人もいるし。

 

でもギャンブルもお酒も、嗜好品として日々のストレスを洗い流し、明日への活力を生むのは確かだ。せめて「ギャンブル好きだから問題がある」みたいな報道姿勢はやめてほしい。こういう報道姿勢が続く限り、ギャンブル依存症への偏見は無くなりませんよ