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ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

朝、寝起きに右足のふくらはぎがつって、慌てて上半身を起こしたら今度は左足のももも同時につってしまい、ベッドの上で一人悶絶してしまった50オヤジです。歳は取りたくないですねぇ・・・

 

格闘技のレフェリーというのは大変な職業だなと思う。近況でもボクシングの穴口一輝選手が試合後に意識を失い、そのまま帰らぬ人になってしまった痛ましい事故がありましが、試合を担当していたレフェリーの心情たるや想像を絶する。「自分がもう少し早く試合を止めていたら・・・」と自責の念に苛まれるだろうし、仮に早く試合を止めたら止めたで「まだやれたのに!」と選手から恨まれてしまう。選手はその試合の勝ち負けによって自分の人生が大きく変わる事もあるし、それこそ「死んでもいい」という覚悟でリングに上がっているのかもしれないけど、実際に事故が起きてしまったら相手選手とか、運営側とか、業界全体に深刻なダメージとなるわけです。こんなに責任が重いのにそれに見合う報酬が得られているのかなと。

 

歳と共に価値観とか意識とかがだいぶ変わってきているなと最近自覚しているのですけど、ボートレースの不良航法判定についても、少し前だったら「不良航法の判定が厳しすぎて面白味に欠ける!」と思っていました。強引な〝ダンプ〟とかはいつの時代でもダメですけど、そこまで危険ではなく、内から先行艇をコツンと弾いて抜く〝当てマイ〟とかはプロの技術として数々の名勝負を生んで来たし、ファンも熱狂させてくれた。

 

昔の「競艇」は、複雑で怪奇で、激しすぎる戦いや選手同士のドラマが濃くて、それはそれで魅力的だった

 

でも、そういう過去のノスタルジーに縛られ、今のボートレースは魅力に欠けると決めつけるのは老害なのかなとか、ちょっと思う今日この頃。とにかく悲しい事故はもう起こしてはならないんだ。選手は覚悟をもってレースに挑んでいるのだろうけど、事故が起きた時にその選手だけの問題でなくなってしまうという事でしょ? 当事者以外も大きなダメージを受ける事を考えると、不良航法に厳しくなるのも「仕方ない」かと納得できるようになったのですよね。