忖度? 損択? | こちらからは以上です。

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ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

過去に〝LGBT〟の人たちを「生産性が無い」等と切り捨て、大炎上した杉田水脈衆議院議員が、要職である総務政務官に就任し再び着火。就任会見でしれっと「過去に多様性を否定したことはない」なんてほざいて、もうどーにも、こーにもな状態ですけど、冷静に考えて思った。

 

これ、〝囮〟なんじゃないの? もしくは〝捨て駒〟とか。

 

言うまでもなく、岸田政権は旧統一教会をめぐる報道で窮地ではないですか。そこにこんなヒールたるヒールを、大臣ではないけどそれなりに注目される要職に就かせ、国民やメディアに〝サンドバッグ〟を提供することで、少しでも政権本丸への追及を和らげようとする狙いなのではないか? もちろん岸田総理の任命責任も問われるだろうけど、それを差し引いても杉田氏を生贄にする方がメリットがあると踏んでいるのではないかね。

 

安倍さんがテロリストの凶弾に命を奪われて以降、国葬の問題も含めて世論が大きく真っ二つに分かれています。旧統一教会への追及が過熱する事に対して「山上容疑者の思惑通りになってしまう」なんて苦言を呈す人までいますが、どうして「どっちか」しか考えられないんだろう。山上容疑者はテロリストとして徹底的に裁かれるべきだし、旧統一教会と政治の問題も、表に出た以上は徹底的に追及されるべきだし、「どっちも」で良いんだよ。そもそも故・安倍晋三氏の功罪はともかく、「忖度」という言葉が一般的にも浸透したのは安倍政権からですよね。

 

話は少し飛んで、今年の新日本プロレス「G1 CLIMAX」は予選が終了。今年は2000年以来の予選4ブロック制で行われましたが、Cブロックを勝ち上がった内藤哲也選手が早くも4ブロック制に提言。 内藤選手が会社の運営に対してイチャモンを付けるのはいつもの事なので、それが内藤選手の本音なのか、プロレス〝的〟なキャラ設定なのかは分かりませんが、新日本プロレスは木谷オーナーが戦略発表会見的な場で、同じブシロードグループのスターダム所属・スターライト・キッド選手にビンタで張り倒されるのが〝お約束〟になっていたり、オカダ・カズチカ選手の「クソオーナー」発言とかも含めて、どこまでが本音で、どこまでが「プロレス」としてのファンタジーなのか、分からない笑 これこそ「ストロングスタイル」なんですよね。

 

ボートレース界では、直接苦言を呈した選手はいませんが、近況は明らかに「枠なり進入・イン逃げ」連発ではいけないと、選手の間で意識が変わってきていると思う。

 

そこでオートレースや競輪はどうなのか?

 

競輪を題材にした漫画「ギャンブルレーサー」は、新しい競輪ファン開拓に絶大な貢献をしましたが、作中では度々、当時の競輪界に対する苦言も忖度無しに描かれていました。令和の今、JKAという組織が救いようのないグダグダ団体なのは説明の必要もありませんが、ここまで来たら選手から「このままで良いのか?」という声が挙がってくれないかなぁ。トップダウンではなく、ボトムアップ型の組織への変革を進める改革者よ、出てこいやぁ!!