泣かない事が強いんじゃなくて | こちらからは以上です。

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ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

大村・ボートレースメモリアルがいよいよ本日開幕。少し話は逸れますが、勝負には当然勝者がいる反面、敗者も必ずいるわけです。特に〝メモリアル〟的な敗者になってしまう人って必ずいるじゃないですか、プロ野球で言えば王貞治に世界新記録となる756号ホームランを打たれた、鈴木康二朗投手とかが代表的ですよね。本人も後に「絶対打たれたくなかった」と語っていますが、あの一発で野球ファンの記憶には「王に756号を打たれた投手」として、その名を刻まれる事となるわけです。阪神タイガースが優勝した1985年に、甲子園球場で伝説の〝バックスクリーン3連発〟くらった巨人の槇原投手とか、1990年に東京ドームで、近鉄のブライアントに天井スピーカー直撃の、史上初の認定ホームラン献上した日本ハムの角盈男投手なども、できる事なら消し去りたい記憶だろうね。これらはYouTubeでも見れるし、テレビでも「プロ野球史・名場面」的な特番等があると必ず使われるシーンですよね。でも鈴木選手も槇原選手も、角選手も、みんな一流の実力を持っていて、一軍で活躍していたからこそ、歴史的場面にいたわけですよ。ファンにとっても全く印象に残る事なく、ひっそりと引退していくよりは、本人にはトホホな結果でも、しっかりと印象に刻まれるのなら、それはそれで良いんじゃないですかね。

 

ボートレースに話は戻って、2015年の蒲郡で行われたこの大会。優勝戦1号艇の峰竜太選手が、篠崎元志選手に競り負け、ピットで号泣したシーンはファンにも強烈な印象を残しました。時は流れ、峰選手は誰もが認める艇界のトップスターに。やはり悔しさが糧になったのでしょうか。その峰選手が、ドリームはイン・吉川選手にスタートでプレッシャーをかけ、1Mは余裕のよっちゃんで差し切りました。流した涙は無駄では無かった・・・って、この人そもそも最近は勝っても負けても〝結局泣く〟というキャラを確立しているので、特に深く追求する気も無い。眠いんだ、もういい加減・・・。