SENSE OF WONDER が起こすドラマ 2
そんなこんなで見事、英語も心の準備もしないまま向かった先はロードアイランド州。
初め「ホームステイ先がロードアイランド州に決まりましたよ!」
との連絡を受けたとき、
「ロングアイランド」(←NYの)かと思い、「おぉ~一気に流行の最先端の一員かぁ」
と思ったが、すぐに
「アメリカで一番小さな州で治安がとてもよいですよ。」との言葉に想像のニューヨークの摩天楼は
大草原の小さな家に早変わりした。。
夜の11時過ぎに到着した私を、その日から約1年、ホストファミリーとして迎えてくれる家族が待っていてくれた。
13歳の妹がいるって聞いたけど・・・??
明らかに「お母さん」のジーンと背の高い「お父さん」のジェフ、そして美女二人。。
一人は26で一人は13のはず・・・イヤ、どっちかが13歳??ウソウソ
170センチ超えた大きいほうの女の子が「妹」のベッキーだと名乗った。
・・・さすがアメリカ。到着すぐに「見上げるセクシー13歳」というカルチャーショックを与えてくれた。
ちなみに「お姉さん」はシャノン。独立してて一緒には生活していないけど、日本に1年いたと聞き
かなり安心してホームステイのスタートを切ることができた。
新居?の私の城には天蓋つきの大きなラブリーなベッドがあり、長旅に疲れていた私は
ちょっとしたおとぎの国に来たような不思議な夢を見ている感覚で一日目を終えた。
そしてそのときはまだ想像もしてない、小さな町の破天荒な留学生活がスタートする。。。
SENSE OF WONDER が起こすドラマ 1
今からおよそ1●年前、高校3年生。
英語が相当苦手だった私は、無謀にも高校留学を決意した。
直感で。
5月に「行くぞ!」と決めた私は、その1分後に留学機関に電話をし、
「どうしても今年の年度初め(9月)から留学したい」と伝えた。電話に応対してくれた方はあきれて言った。
「今年度の留学は去年締め切りです。」
ここで引き下がるわけにはいかない私は自分の熱い思い(ほぼ妄想)を言いながら
「そうだ」と思い込み、「逃げ」だと思われないように装った。
最初に「直感」といったが、高校3年生だった私は迫り来る現実に正直びびっていた。
やっぱり「逃げ」だったのかな。
でも行く気満々になっている私は期待(と妄想)でいっぱいだった。
電話を受けた方は私の支離滅裂な言葉から何かを感じ取ってくれた。
「分かりました。特例ですが面接をしましょう。保護者同伴ですよ。」
やったぁ!
親は当然断る気で面接会場に来た。
けれど、私のまたもや支離滅裂な訴えになぜか面接官、親ともに
「そんなに強い思いがあるなら・・・」と応援してくれることになった。
担任の先生(英語・男性・結構年配)に手紙を書いた。
「・・・夏から留学することにしました。たくさんのことを吸収し、しっかり勉強して帰ってこようと思っています。・・・」多分こんなような内容だったと思う。
しかし、先生は何日たっても返事どころか、私を避け、その話題に触れようとさえしない。
「先生、手紙読んでくれた?」
「入試前になに言ってるんだ。」(…読んでんじゃん)とまったく取り合ってくれない。
担任とろくに話をしないまま、留学準備だけは着々と進んでいく。
その年に留学する高校生が集まっての合宿、ビザ・・・留学を決めて2ヶ月後にはいく体制が整っていた。
そして7月の終業式、担任の先生はクラスのみんなに私が留学をすることを伝えた。
高校3年の受験モードなピリピリした空気の中、期待と希望に満ちあふれて
「がんばってきまっす!!」と言う私は、あきらかに浮いていた。。
結局こんなぎくしゃくした感じで終わりかぁ・・・と思っていると、下駄箱にいた私のところに担任がやってきた。
「がんばってこい。」とセサミストリートの辞書(子ども用)をくれた。涙が出た。
卒業式に出たかったな…。ほんのちょっと後悔した。
そして8月23日。
私はアメリカのロードアイランド州というアメリカで一番小さい州のHOPEという町のシンプソン家を目指して飛び立った。
留学を決意して約3ヶ月。
人生どう変わるか分からない♪