こんにちは。
是枝治療院のこれえだです。
今回は、「膝関節痛」についてお話させて頂きます。
両膝の人工関節置換術の手術をされた60代女性の患者さんのお話です。
数年前に手術をされ、術後は一生懸命にリハビリをされて、
痛みも楽になっていました。
ところが、数か月前より、両側の膝が痛くなり、
じっとしていると痛みはないようですが、
体重をかけると奥に響くような痛みを感じるよになったそうです。
当院での治療
膝や股関節の人工関節手術は、技術が格段に進歩したと感じます。
当院に通われていた患者さんの中にも、
手術に踏み切った方がおられますが、
リハビリの大変さはあるものの、痛みは相当に軽減して喜んでおられます。
ただし、全ての患者さんが満足しておられるわけではありません。
特に、術後3~5年ほど経過してから、
新たな痛みが出てくることが少なくありません。
人工関節自体は、非常に丈夫なものが開発されているのですが、
人工関節と生身の骨の接合部には、大きな負担がかかり、
徐々にダメージが積み重なっていきます。
多くの人は、骨といえば、カチカチの硬いものとイメージされますが、
生きている人間の骨というのは、新陳代謝もしていますし、柔軟性もあります。
そこに大きな楔(くさび)のようなものを入れるので、
骨自体に大きなダメージを与えてしまいます。
もちろん骨は、そんなダメージを受けても、
何とかやっていけるように頑張りますが、
年齢と共に、そのダメージに耐えられなくなる人もいるのです。
これは、膝や股関節の人工関節だけではなく、
歯のインプラントにも言えることです。
また、手術をされた患者さんの場合は、整体治療ができないので、
針治療とマッサージによって筋肉をほぐし、
関節の炎症を和らげる治療を行います。
この患者さんは非常に頑張り屋さんで、
リハビリも一生懸命されてきたのですが、少し無理をしてしまう傾向があります。
頑張り過ぎてかえって体に負担をかけ、
症状を悪化させてしまっては元も子もありません。
焦らずに根気よく治療することが大切であることを納得してもらい、
継続して治療を行っています。
徐々に症状は軽くなっていますが、
体調によって強く痛むことがあり、油断はできない状態です。
リハビリを含め、運動によって体を鍛えるということは、
体にある程度無理をかけるということです。
そして、疲れや筋肉痛などが解消していく過程で、筋肉は強くなっていきます。
急激にたくさん運動をしたからと言って、急激に体が強くなるわけではないので、
頑張り過ぎは、かえって体に良くない、ということです。
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では、今回はこのへんで・・・。