先日、「両親のうち、どちらかの家計に糖尿病患者がいると
本人が糖尿病になる確率は30%。
両方にいる場合はそのまま足して確率は60%になる。」
などという恐ろしい話しを耳にしました。
まさに私の母方の祖母も父方の祖母も糖尿病を患っていました。
ということはこの私こそが60%の恐怖と戦いながら
シュークリームを食べなければならない人種なのです。
命がけで食べる甘味。
しかし、その価値は充分にある!!
でも、気をつけます…。
さて、いきなり話しがそれました。
今回お邪魔したのは甘味の重鎮、もなかを製造販売するお店。
仙台には珍しい大雪が降った数日後のこと。
伊達美味担当のちー坊と目的向かいます。
北国生まれの私。どうやっても雪が似合ってしまいます。
仙台市役所から歩くこと数分。
本日の目的地、松園もなか本舗さんに到着!
こちらの名物がこの「くじらもなか」。
先日、都内で行われた伊達美味イベントで完売してしまうほどの人気商品。
全てご主人と奥様が、この場所で手作りで作っています。
僕の両親と同年代のお2人。
なんだか実家に帰ってきたような気持ちに…。
店内には体長10センチほどのクジラが大量に並んでいます。
クジラの町として知られた宮城県女川町。
捕鯨が制限され、クジラが水揚げされなくなった時に
漁師さんから「せめてクジラの形をしたお菓子を作ってくれないか?」
とお願いされてご主人が考案したのがこのもなか、との事。
「7つの海を渡るクジラ」ということで味も7種類。
定番の小倉、黒ごまメインで5種類の黒い素材を使った「黒五」…
までは予想できます。そりゃああるでしょう。
さらに仙台みそ、抹茶、コーヒーあたりはまだ想像の範囲内です。
しかし「おから」はどうでしょう?
そして「青のり」!!!
早速食べてみます。
青のりか…
私の不安げな表情をご覧下さい。
うわっ
(驚いた気持ちを表すニューニュー)
まさに青のり!
ほんのり塩味の白あんと青のりが意外なほど合う!
これは珍しい!おみやげに買って帰ろう!
と、食べやすいサイズのミニもなかを全種類購入。

「うちはもなか、売るほどあるからねー」などの鉄板ネタも交えつつ
穏やかな時間が流れる店内は至る所にクジラ関連グッズが。
まず初めてみたクジラの歯。
続いてクジラのひげ!
そしてこれは何だったかなあ…
とにかくクジラの何か。

このお店、実はもなかだけではなくて
バレンタインの時期にはいちご大福的スイーツも作っていて
これが全国から注文が届くとのこと。
ご馳走になったのですがこれがまためちゃくちゃ美味い!

そしてなんと!
この日、伊達美味隊のちー坊とご主人が誕生日であることが発覚!
記念にパシャッと。
残念なことに今のところこのお店に後継者はなく
「私達の代で終わります」と静かに話して下さいました。
「でも、体が動く限り続けますよ!とも力強く。
ここでも後継者不足か…。
例えば、どこか大手のもなか屋さんが
この素晴らしい技術を引き継ぐことはできないだろうか?
少し淋しい気持ちで記念撮影。

「私達の代で終わります」というご主人の言葉が胸に残ります。
また顔出します。
どうかお元気でいて下さいね。
伊達の美味なるものを探す旅はもまだまだ続きます。

今回ちー坊写り過ぎですが、誕生日に免じて許してやって下さい…。
それではまた次回!
松園もなか本舗
http://kujiramonaka.jp
仙台市青葉区春日町7-33
TEL.022-261-4490
坂本サトル
1967年青森県生まれ。東北大学在学中の5年間を仙台で過ごす。
1992年JIGGER'S SON(ジガーズサン)のボーカル&ギターとしてメジャーデビュー。
1999年ソロ活動開始。精力的なライブ活動の他、楽曲提供や仙台出身のガールズユニット
「ドロシーリトルハッピー」のプロデュースも。2012年JIGGER'S SON復活。
ソロと平行しての活動を続ける。
Date FM「坂本サトル~うたのちから」(毎週火20:30~)
TBCラジオ「あガLINE」(毎週水曜21:00~)をレギュラー放送中。
※「あガLINE」は2014年3月で放送終了。
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