①哲学的な夢オチ

②哲学的な暴露話で完結

③歴史は曲げられないという完結

④進路相談からのとある人と再会して進学するという完結

⑤倖せの在処ついての件で完結

⑥歩いて帰ろうというくだりがあっての完結

⑦主人公のテーマ曲、栄冠は君に輝くを交えての完結

 

の⑦だよ…(げっそり)。

 

11月13日。17歳の年。あの日の正午。

屋上。

独唱。

 

「栄冠は君に輝く」

 

「明日からは君の学校になる、その明日という日に俺はいない。

 別の明日という日に俺は行く。

 そこでもう一度逢って話がしたいよ。

 でもその明日にいるかどうか分からない君はきっと、

 俺の事を知らないんだ。

 それが悲しいけれど、それが別れであって、

 新たな出逢いであるのなら、

 悪くはないと思うんだ。

 

 眦は歓呼に応え、潔し、微笑む希望。

 青春の讃歌を綴れ。

 感激を瞼に描け」

 

(解説)

前作シリーズで、11月13日の正午に卒業を果たしたのが杵柄元就、17歳。

場所もやはり、総合進学部3年生の校舎の屋上。

ここは一番、その学校で空に近い場所として有名で、

かつて神人類としていた3人が天文部の活動拠点とするほどに、

景色が一番いい場所でもある。

ここで、

その日に杵柄元就は、総合神学部の卒業要件を果たしたので卒業をした、

という過去が軸としてあるので、

それのやり直しのようなもの。

 

本当に歌ってたんだ、この曲を。

その時の学院長、郷戸道明先生から、総合神学部の首席としての称号ももらって、

その後にその屋上で独唱。

 

後に、東条静海が同じようにこの場所で同じ歌を悲し気に歌っている、

という経緯が登場して、その事で神保篤麻に変化が生まれることもあるけれど、

 

前作シリーズでのこの場面に立ち会っているのは、

筒香真白と筒香烈火でもある。

でもこの場面に2人はいない。

 

それで、元就の台詞だけど、

明日からは君の学校になる、という部分は静海に向けてのこと。

君=静海、となる。

でもその後の、

その明日にいるかどうか分からない君は、

という部分の君という相手は五馬無動。

 

それで、やはりこの歌詞が来る。

 

『眦は歓呼に応え、潔し微笑む希望』=神保篤麻に対しての部分

『青春の讃歌を綴れ』=今江俊樹に対しての部分

『感激を瞼に描け』=東条静海に対しての部分

 

やっぱりラストは元就で締めたいよね!!

という感じで考えた7つの完結候補でーす!

 

あー…どれがいいのかな…。

 

作者としては、うーん。

あ、そうそう、

前に公募のやつに自作駄文を出したという経緯があって、

その時のタイトルが、

ええと、

『あの頃、図書館で手にした本が』だったらしいんだ、

となると、

うーん、

やっぱりあれがいいなあれ。

 

もいっちょ!