萬屋店長さん、ですが、

依頼がない時の不意打ち襲撃だったので、

奴隷さんによって致命傷を負わされ、何が何でも生きて仕事をしなければ、という義務がなかったのも不幸となるのか、

失血死をします。

たまたま場所がアビス魔界だったのもあって、

アビス魔界メンツを敵に回したのも理由があり、

アビス4という四天王よりも強すぎるイレギュラーさんが、

萬屋店長さんと仲良しだったので、その方が静かに怒りを覚え、

奴隷さんを奴隷にした、

のが奴隷さんの末路。

なにせ、魔界には悪魔ばかりですから、下級悪魔から最上級悪魔が魔界王配下に忠実におり、

イレギュラーさんは別格の強さをたまーに発揮してしまう方、

その方の逆鱗に触れてしまったが最期、さすがにアビス魔界を敵に回しますね。

先代魔界王も萬屋店長の友達ですから、元々古代神國出身の萬屋さんを殺害してしまうと、

神國も黙ってないし、

萬屋仲間(独立する前に共に鍛練、修行した営業仲間達)も同胞の為に駆けつけるし、

一番悲惨なのは、友達の手伝いをしたいと放浪の旅から戻ってきて、お店の手伝いをしていた破壊神シヴァがちょい不在だったこと。

もちろん、友達を殺されて黙っていないけれど、

萬屋店長、シヴァ、閻魔、

の3人は、

「認めるか認めないか」というだけで古代戦争を経験してきた方々、

奴隷さんが犯人だと解っても、

破壊神シヴァが奴隷さんに復讐せずに自害するのは深い意味があるので、

その件もあるとなると、

神話世界も敵に回すことになり、

奴隷さんがアビス魔界で餓死するまでこき使われ、

それの助け船を出す遠戚悪魔さんもやはり全世界を敵に回します。


ここで、主役は?となりますが、

主役は主役であまり出番がなくなっていて、たまに出番がとなると、役割的には状況説明役、もしくは誰かが選択した決断や行動を実行する為の助力となるだけ、

ただ、悪意丸出しで存在し続ける奴隷さんと悪魔さんの選択には何も行動をしないので、

主役は主役で、既に奴隷さんと悪魔さんを見限っている為、

敵ではないものの味方でもないので、

2人は2人で自分達で解決するしかない。

力の差となると、

悪魔さんが少し奴隷さんの上を行く感じ、しかし周囲の方々の成長ぶりが異次元なのは、

個人個人の努力の賜物。

奴隷さんが餓死した後に悪魔さんと主役の死闘が始まりますが、

主役はあくまで殺生を好まない派。

悪魔さんはちょい前に暗殺業に足を踏み入れた程に冷酷成長を果たしている為、

得意な単独攻撃を仕掛けますが、

主役は主役の戦闘方法がありますので、絶対に勝てません。

殺す殺される、の死闘ではなく、

主役の戦闘方法は記憶や意識から相手を正気に戻す、冷静さをもたらす、となります。

しかし、既に遠戚の奴隷さんを殺されたと考えている悪魔さんは冷静さを失い、勘違いに勘違いを重ね、主役は悪役ではないのに絶対悪と判断しているので、

なかなか死闘が終わらない。

となれば、やはり、

悪魔さんに深い関連性がある神話世界も舞台としなければ、

今作も終わらないので、

破壊神シヴァが礎になっている現神話世界の最高神、太陽神ラーと月神ルナが出番になりますね。

神々を相手に悪魔さんがどこまで耐えられるか、

耐えたとしても行き先がもう残り1つ。

やはり、主役の出身世界、現世です。

ただ、一度現世未來にお邪魔した際に、悪魔さんは主役を間接的に殺害していますので、

その時から数年経っているとなれば、場所が日本、東京でしたから、瀕死だった主役が生きる事を決断し、幸せに生きていた時に殺害していたので、

主役の主治医とその奥様、主治医と同期の医者や法律関係者、

かつて主役が義務を肩代わりした恩師も法律関係者となり、夫が日本政府の法務大臣ですから、

そんな現世に戻ったとなれば、

あー、

悪魔さんは確実に法的に殺されます。

証拠が揃い過ぎてるし、その後不在となっているので逃亡したと扱われてしまうと、

実刑です。

刑法とかを勉強してみましたが、

改正とかがあって、

やはり一番罪が重いのは殺人罪ですから、

悪魔さんの現世未來での行動が既に悪魔的だったので、

司法解剖医も敵に回してしまった過去があり、

…やばいですね。


なので、神話世界で結末となれば劣悪なラストは免れますが、

悪魔さんは世渡り上手なので、

さて、多分、

現世未來にたどり着くのは間違いないわけです。


主役は実家に帰ってしまいますのでほぼ出番無しですが、

主役のラストは決まっています。

念願の司書になれる、それだけです。

実家とされる場所が図書館なので、

歴史書籍が好きだった祖父、哲学者になった祖父の姪、のコレクションの蔵書管理をしながら、

元が読書家という主役がたどり着く未來は、司書。


高校生だった時は将来を考える事が出来なくて、悩む事もなかった主役でしたが、

やはり本が好き、

それだけでこれから先を進む、

のが主役のラスト。

三矢の訓え篇、砂上の楼閣物語、にて完結ですね。


はー、コメディ要素がないよ?