くっそ、くっそ、と今朝は早くから不在となっていた2人がいない間に、
いろいろと回収作業に徹した。
とにかく金輪際接近戦となるものか、と私物回収に徹した。
そこで、ああ、とこんなところにあったのかと、
DVDボックス全3巻の、『恋心は玉の如き』を発見した。
お気に入りの回は、『離縁状』という回だったとかで、
馬鹿な私が、ポータブルDVD再生プレイヤーを持っていた父親に、
テレビ放映バージョンではないからと「暇潰し」という感覚で、
見てみれば、と貸し出した全3巻だったのだが、
あり得ないという状態だった。
外観は綺麗なのだが、おいおい、何故DVD盤面が表になってるんだよ、
という点である。
お気にの回だけじゃなく、全部見ていたようで、
それは父親だけだと思うのだが、
全部のDVDというDVDが、透明ケース外から丸見えというところで、
唖然となった。
開けてみれば、もちのろん、傷をつけたらやばいんだよというDVD盤面、
そう、裏面が丸出しとなって装着されている。
「…おいおい」
一応、私はバイトでレンタル系の店舗に勤務経験がある。
研磨するというのもしょっちゅうだった。
嫌がらせをしてくる客が、それはもうこれは何だこれはというレベルで、
DVDの盤面に傷だらけで返却をしてくるので、
研磨を3回繰り返しても無理となると廃棄となる。
その研磨も1回に50枚セットできて、稼働となると45分くらいかけての研磨。
そして摩耗するという研磨石の交換や、なんたらという液体交換などもあるので、
超面倒、というバイトだったのだが、
(ちゃんと他にもレンタル関係の仕事もやってました、レジとか、新規カード作りとかもですがね)
そういう記憶がふっと蘇ったというのは、
DVD盤面に傷がちらっとついていたからだ。
「はは…新品で買ったばかりだというのに…既に傷が…ははは」
がさつ、に扱われたのだろう。
そして保管となればまさに「はーい☆どうぞ傷をつけまくってくださーい」と言わんばかりの方法、だから裏面の傷がかなりの枚数にとあるわけだ。
なかなかこんな短期間でつくはずがないんだがなあ、と私は落ち込んだ。
オタクとなると、推しのアニメやドラマのDVDやBlu-rayを手にした際、慎重に扱うのはまさに『愛』なのだ。
私はこの作品に関しては、主題歌2曲が超気に入っていたから、
歌だけでいい、と買ってみたCDもサントラなのだが、手元にある。
歌詞カードがない、大陸版というサントラなので致し方ないが、
超いい、名曲、として聞いていたのに、
DVDとなれば、おいおい、もう傷がかよ、という今日の始まりから、
どどーんと地獄に突き落とされた。
再生する時に飛んだらやだなあ、と思いながら、
「…そういや私はまだ一度もこのDVDボックスの1枚目すら再生してないよな」
とがっくしとなった。
自分が見てもいないDVDを殆ど傷つきでと手元に戻したというのは、
なんつうか、もういろいろと、どーんだ。
全部のDVDがそういう保管をされていたので、何回も連続で見ていたからこそ、
ぞんざいに扱い、保管方法もそれ、…傷がつくのも当たり前だ。
レンタル落ちで我慢しておけよ、と言いたいのだが、
それもそれで私に「代わりに買ってくれ」と言い出すに違いない。
駄目だ…
「全然理解できない難しい頭だよ」
と昨夜?その前?言われてからもうがっくーんだったのだが、
「こっちの方がぜっんぜん意味不明思考なる相手が目の前にいて頭がカオスだわ!」
と言うことももうせず、
何かの時にしか絶対に自室を出ない、と決意した。
そして強制的なる食事内容と食事方法と食する順番だが、
対応が超面倒、
自分で今日、大好き?なパンを買い漁って来た。
飲み物ももう安価な水にする。コップだのを必要としないペットボトルだ。
実は、ペットボトル回収機というものがあり、
1本入れると5ポイント貰えるという店舗がある。
1000ポイント貯めると100円の買い物券が出て来るらしいが、
その券が有効となるのは発行したその日限定という、
なんつう…というシステムだが、
いちいちペットボトルを捨てる場所を探すという手間が省けた。
それと。
「あのさこれ」
とさっきずかずかと父親が自室に入って来たのだが、
おい、やめてくれよ。
何かと思えば「ウイルスバスター」についての対応だ、
うわあああああああ、
スマホとかもうまじで自分で本を買って勉強してくれよ、
これ以上私を頼るとかやめろよ、
こっちが頼りたいという時にはことごとく無視ばかりという方々に、
何故私がそっちが助けてくれという時だけ頼って来ることに私が応じなければいけないんだよ。
オコだよオコ。
一応、自室って、まあその、お借りしているお部屋になりますが、
後付けのドアがあり、襖も入って来られないようにとベッドで簡易的に塞がせて頂いておる。自室にこもるという場合、
がっちりと全部締め切って、それこそ外界からシャットアウトという私は、
そう、ヒッキーなのだ。
仕事をしろと言われて探しても、
「仕事はいいから」
と次の瞬間には言われるっていうこともある。
ああもう、ああもう!!!!