朝、「地震があった」という話をした。

近くが震源で、震度5とかとYahoo!で見ていたので、

そう、時間にすると午前0時過ぎの話。

 

またもや中途覚醒となった私は、うわー、眠れん、となり、

音楽を聞こうにもうーんとなり、

スマホを起動した。

 

めちゃコミックというサイトで、私がよく読んでいる漫画がある。

『契約結婚』というやつ。

いつ最新話が出るかよく分からないという遅々とした進みなのだが、

最新話が出ると怒涛の女性漫画1位という座を勝ち取る漫画です。

 

でも、更新がなかったので、「44話無料」という漫画を読んでみた。

『サバサバ女子』とかというタイトルだった。

 

うーん、サバサバというよりズバズバ、どんだけ、という主役の女性が、

空回りと高レベルポジティブさでどんどん堕ちていくみたいな漫画だった。

 

派遣社員だった美人さんが出世して正社員になったというところでも屈辱、

しかも外見が美人さんだから「あざとい女」として心の中で罵倒、

台詞でもかなりのすごさを発揮する彼女が、

異動になって、営業部というところから社史編纂室という場所に。

そこで指導係になった方がまさかその会社の会長さんだとは。

仕事はしない、したとしてもできてない、他の方々は真面目にやってるのですぐにオッケーが出る、

というところでも屈辱。

でもどんだけなのというポジティブ思考なので自分のいいようにと考えを進め、

社内企画コンペで優勝をかっさらう計画を立てるも、

イメージすら湧かない彼女が、目の前に座っている女性の企画書をまじかよ、盗用。

しかも先に提出しちゃうので、盗用疑惑が後から出した女性にと向けられ、落ち込む女性に、

「あんたにこの仕事向いてないだけよ~」と言ってるのもすごい。

人事部の方が直々に会長からの呼び出しを告げに来て、

うっきうきで向かえば、何とあの室長。

ここでも「会長に呼ばれてきたんすけど、なんすか」とかいつもの調子絶好調。

それでこんな会社辞めてやる、と次も決まってないのに辞めるとなると、

誰もお見送りに来ない、しかし、あの派遣から正社員になった彼女だけがお世話になりましたと、

礼儀正しくさよなら挨拶をしにきても「あざとい」としか思えず、

派遣社員経験ありという彼女が、「この担当さんはいい方です」と名刺を渡してくるのも、

馬鹿にしてんのかこいつ、と屈辱。

 

スカウトメールを待てども待てども貰えない間に、食っちゃ寝食っちゃ寝、ぐうたら生活をし、

派遣の会社にと出向いてみれば、担当さんがイケメンなのでラッキーと入り込むが、

派遣社員登録のところで、

「キャリアの話をしてくれませんか」と言われても罵倒を、

なのにそこへファッション界大手みたいな新手の会社社長がたまたまいたので、

クレーム対応コールセンターの社員増員という件があり、

「はいはーい私やれまーす」と立候補し、何とか研修までと行くが、

「何その服」「何その体型」毒舌社長秘書(超美女で超スタイルヨシ)にツッコまれ、

社食では味噌カツ定食大盛とかを食べていたはず。

一緒に派遣社員でと来ていた女性はちんまりという弁当と白湯を持参。

量が足りない、おまけにオーガニックだのにこだわってというのは、どっかの誰かさんと同じ。

そしていざ仕事となると、

すげえ。

客がクレームを言ってくるので、「あーうるせえ」とインカム外して言いたいだけ言わせておく、

客がぶち切れてるのにインカム外してるのはやばい。

咄嗟に上司が担当を変えて対処とするのに、

自分のせいでそうなっているという自覚がまるでない。

おまけにいい男を見かけると体の関係を迫るという、…何なんだこの方。

「派遣さん」と呼ばれることにも屈辱、

そういう相手に、「パワハラですかね」と言い返した、というところで無料閲覧が終わった。

 

…うーん、気にはなるけれどポイント買ってまでは読まないかな。

 

契約結婚(御曹司綾瀬理人とはるなの契約結婚の漫画)でポイント使うから、

うん、もう終わりかな。

 

という漫画の話を、地震があったね、と朝に母親に言ったのだが、

地震は気が付かなかったから次の地震で死ぬかもね、

という返答はいいにしても、

 

「あーあー、興味ないから後にして」

とそのズバズバポジティブ漫画話はすっ飛ばされた、序盤で。

 

まあいいか、と思っていたら、

「そう言えば何だっけ、契約結婚の漫画はどうなったんだよ」

と言われ、ああ、そういやモノホンなりかこが近々接近遭遇かも、

という更新が前にあったので、

「りかこが来るかも」

と言ったら、

「で?で?その後は、御曹司と奥さんは?りかこが?え?」

とすげえぐいぐい来るので、

「あんま覚えてない」

と言ったら、

「興味あることだけを話してくれよ」

という返答。

 

ん?

 

主語抜けてない?

 

「私が興味あることだけを話してくれよ」だよな?

 

私っていうのは母親自身ということだ。

 

私自身の興味ある話はどうでもいいから面倒だし聞いてるのもうざいからばっさりと、

うるさい黙れとは言うが、

自分が気になっている話は何が何でも話してくれやという興味津々という態度、

 

…ガキか?

 

 

恋心は玉の如きというドラマがあって、つい最近までテレビでやっていたのだが、

録画してあるらしくて延々と見返している。

 

私もまだそこではちょっとは鬼ではなかったので、

退院してきた父親も『離縁状』という回を何回も見ていたし、

退院祝いとして、DVDプレイヤーとDVDボックス①~③を購入した。

 

だが、ちょいと「この人たち、何」という私の考えが変わったので、

DVDプレイヤーは返品不可だったので売り飛ばし、

DVDボックスは今、未開封のまま①~③と手元にある。

これもキャンセルをとしたのだが、

メールで発送遅延というお知らせが来ていたしちょうどいいとお店に問い合わせをしたら、

おいおい、すげえ早く届いちゃったよ。

10日以上遅れるっていうから間に合うかもとキャンセル申請したのに、

普通に2日後くらいに届いてしまった。

返品受付ないっていう店だから、超悩んでいる。

でも、その玉(略して玉と呼んでいる)のDVDを購入した時に、

「馬鹿か、返品、キャンセルをして無駄遣いをするな」と罵倒されたので、

はあ、キャンセルできんかった、届いちまった、

となっていた近頃、

そして今朝、

契約結婚の漫画の話の後、

 

「そういや玉のDVD貸してくれ、見るから」

と言われて唖然となった。

 

「DVDプレイヤーも買ったんだよね、それとDVDくれ」

 

DVDプレイヤーは売り飛ばしてしまったのでないです。

私は自分専用のDVD,Blu-rayプレイヤーを持ってはいますが、

貸したくないですね。

 

それにキャンセルしろだの無駄遣いするなと言ってたDVDボックスを、

見るだのくれだの、

「退院祝いで買ったとか言ってたでしょ」

確かに言ったが、その時にすげえ剣幕でキャンセルしろとか突っ返せとか、

そう言われて、

キャンセルできなくて届いちまったという時も、

「キャンセルできなかったのかよ」

と言われていたわけだし、

売り飛ばせというのも言われたし、

面倒だなあ、新品未開封品ってブックオフとかで買い取りしてくれないしなあ、

メルカリさんはあんまり出品者とかやりたくないし、

ああうう、どうすっかなあと思っていた矢先に、

見るだのくれだの、

DVDプレイヤーも買った時にはすげえ罵倒されたというのに、

貸してくれだのくれだのと言うのは、

認知症なんかね?

 

「玉は売り払ったからないわ」

と言ったら、何でだよ!?とか言われたが、それはこっちの台詞だ。

 

一応、スベクヒャン、玉、ピョンガンという3種類のボックスが今手元にあるのだが、

 

「じゃあスベクヒャンの」

と言われた時にはブチ切れたよ。

 

レンタル落ちのとは別バージョンなボックスだから、

カットされてるシーンがあるらしい。

レンタル落ちにはないシーンが。

 

スベクヒャンには飽きたとか前に言ってなかったか?

 

トルデが空に向かって大号泣とかを知らないらしい。

つか、

いいんじゃない?

地震に気が付かないで死んじゃうとか。

 

それにもう私はお役御免というところである。

先程父親が退院として帰還したが、

それを別段私が兄にと報告する義務などない。

家族間で心配し合えばいいだろう。

私はあくまで戸籍上での親族に過ぎない。

家族ではないのだから、

報告するためにと入院だの手術日だのに同行した自分がどれだけ愚かで浅はかだったか、

今はとても後悔をしている。

 

兄に『今手術室に』『手術が無事成功』『全摘出じゃなく』とか、

そういう連絡をしても、

『お疲れ』の一言で片づけられて、おい、となった。

 

入院の時もそうだが、

患者家族がその入院手続きにちょっとは同行したりしないのか?

父親が入院のための書類を持って結構長い廊下を歩いて行き、

母親と私はエレベーター前(結構遠い)の椅子にいたのだが、

父親が戻って来て、

「駐車券が」という話をして、母親がはい、と渡してまた父親が長い廊下を歩く、

というかちょいと小走り、

しかも一度振り返ったので、「ん?」となって行ってみれば、

入院手続きって時間かかるなとか、手続きが終われば薬局というブースで、

「今手持ちの持参した薬を全部出してください」とか言われていて、

バッグ(入院用のグッズがいろいろ)が母親のところにあるので、

「ちょっと取って来ます」

と小走りとなるので、

「いいから座っててくれ、私が持ってくる」

と私が走り、バッグと他の荷物を持ち、走って戻って、何とか薬のお預けというのができたが、

つか重いなこのバッグは、

と思っていたら、『入院患者専用カート』というものがあるのに気が付いて、

「すみません、これを借りたいのですが」と貸してもらって、

悠々と病棟まで行けるという途中で母親と合流し、

エレベーターで上に、

しかし、

担当看護師に必要なもの、を準備して来ましたかと聞かれていて、

「いいえ」

と答えているのは、ん?え?となった。

「前もってお知らせしてましたが」

そうだよな、普通は入院となれば必要な道具とかを揃えて入院してくださいよという流れ。

 

「下のコンビニで揃いますので、足りなければ病棟から貸し出しで後で料金を」

 

ただ待ってるのも暇か、

と私はそのコンビニに行き、

「入院用オムツ2枚セットというLLサイズを2つ欲しいんですがこれですか」

と品出しをしていた近くの方に聞いたら、

「そうですねえ、これですねえ」

と言われてカゴに入れた。

あとはOS1というくっそ不味いというペットボトルを3本、

それとストロー付きコップを1つ、

と買って病棟に戻れば、

「これで大丈夫です揃いました」

と看護師に言われてホッとしたのだが、

「ええと、母や父は」

と聞いたら、

「患者様は既に病室に、ご家族の方はもう帰られたかと思っていましたが」

と言われて、え、となった。

 

「???」となりながらエレベーターを降りると、母親がいない。

まさか入れ違いでコンビニで買い物か、と覗いてもいない。

どうしよう、自分の車で来てないから電車、バス、徒歩で帰るのか、

と思っていたら、トイレから母親が出てきて、

「捜したよ」

と言われて唖然となった。

「オムツとか、コップとかは」

「今回しか使わないんだから別に買わなくても」

「でも入院の前に揃えてくださいって指示が出てたんじゃ」

「そういう話なかったし」

「でも必要だからって担当看護師がコンビニにあるとか言ってたわけで」

「今回しか使わないんだから買わなくてもいいんだよ」

 

「それより早く帰ろう、すげえ疲れたよ」

 

何だ、これ。

悪魔対応とかか?

 

手術日当日、手術前という父親が、

もう少しシャツを持って来ればよかったとか、

テレビカードがとか言っていたので、

うーんと思って手術患者家族専用待合室にいたのだが、

その部屋が蒸し蒸しと暑かったので、

もう夏なのかよと思いながら外に出て散策をしていたら、

ああ、コンビニだ、と入ってみれば、

ああ、シャツって売ってるのか、へえ、綿100%ってなかなかないじゃん、

と思い、

そう言えばシャツが、とか思いだして、

真空パッケージだしと2枚、それと手拭きシートとかを買い、

待合室に戻ると、それは何と言われた。

 

手術後面会をしてから、一度ナースステーションに寄り、

「これを渡してくれますか」と紙袋を渡して、

母親に合流としたのだが、

何だこれ、何だか違う、ともう私は謎ばかりだった。

 

 

ラインでは一応、兄に報告をとしても『おつかれ』だけだし、

前も、『長文はいいから連絡はあまり』とあったし、

 

母親は3時間予定という手術が4時間以上になっていることで憤慨しているし、

 

手術後って大変だけど早期離床がなあと思いながらも、

連絡は控えて、ゆっくり休んでくれとだけ伝えたが、既読しかつかなかったし、

 

でも母親に対しては今日からご飯、管が抜けた、隣の爺さんが、というラインをしてきているみたいで、

兄も兄で母親とライン電話で話をしているようだったので、

 

あれ、私は何してんだ?となった。

 

入院前にシャンプーとか無理だろうからと洗髪シートを買ってみたり、

顔を拭ける簡単なシートも買ってみたりしたのだが、

 

入院後という居間で見た。

 

全部、手つかずでそのまま放置してある。

 

必要なかったのか。

変に気遣いとかって意味がないのか。

 

連絡も控えるとしたのは疲れるだろうからとか、

逆に連絡をこまめにして気分転換になるかとか、

いろいろ考えたけれど、

 

そういうのは意味がない行動だったのかとメンタルが潰れた。

 

「母親を頼む」

と父親に入院前に言われたが、

もうどうでもいいと思った。

 

今朝も、痛みを10でマックスとするなら今、7らしい、

という話を聞いたが、

知らねえよ。

 

命が助かったというか少し長引いただけで感謝だろまず。

 

というかこういうツッコミとかもしない方がいいんだろう。

 

なんつうか、すげえ驚愕ばかりという親族で、

そういう血を自分も受け継いでいるのかと思うと、

超ホラーだと思った。

 

会話を序盤でばっさりとかされるからもう面倒だし別に会話とか要らんし。

ご飯というご飯も自分で調達すれば終わる。

あれからこれからと順番を命令されてのご飯など、

味などしない。

 

大量のごみを片付けようとしても、

ステーションに出すなという始末で、

ならこの大量に溢れたゴミをどうするのかはもう分かる。

 

退院してきたばかりの父親が今、外の焼却炉で燃やしているからだ。

 

さっきトイレに行く時に見たが、

母親が昼寝をしていた。

 

遠路はるばる病人を連れてのご帰還、お疲れ様でした。

 

もうくっそ面倒だな、この家に住まわせてもらってるのは。

いっそのこと死んでしまいたい。