ソルランのおかげでユン(王様)が久々に笑いました。

今までソルヒのことで悩み、へ佐平のことでも王妃のことでも、

すげえ悩んでいたのでホンちゃん(ホン・リムというユンの側近)も安堵。

 

そして王様ユンと王妃が仲直りというのも、ソルランのおかげ。

 

ここでトルデとマングが剣術の稽古をしております。

トルデもマングもそれなりに頑張っているというところに、

トルデ命というヨオクさんが来て、いちゃこら(バカップルとしていいと思う)してるので、

マングがまだここでは嫉妬をしております。寒いし、雪降ってるし。

 

テウンはテウンでサドの遺品整理というか、ピムンて死ぬと荷物を燃やされちゃうので、

サドの荷物を火にくべながら、もう悲しげ。

そんな荷物の中から、後々使えるというグッズ、ソルヒがサドに渡していた黒い指輪が出てきます。

ここではまだテウンが「?」となっていますが、後々使えるレアグッズ、ゲットです。

 

そしてもうツッコミも不要としたい。

太子がソルランにデレデレです。

 

そしてチンムが前にちらっと言っていた、お友達の話。

狩りによく出掛けるようになったチンムは、なんと!あのクチョンをお友達にしております。

うおおおおーう、スマイリークチョン、白い歯が眩しいぜ☆

 

遅刻だよ、とチンムが言うけれども、クチョンは耳も聴こえない言葉も話せない方なので、

俺の馬がね~食べ過ぎて~腹を壊して~大変だったんだよ~

というのを身振り手振りでと説明をしておりますが、

チンムも笑顔で返すので(チンムの笑顔もかっけえよおお)、

「さあ行こう」

と馬に乗ってチンム、ウチ、クチョンで狩りに行きますが、

チンムはまじで嬉しそうなので何度も振り返り振り返りとしているのは、

今まで孤独だったからですね。

クチョンもスマイリーにとしますが、

ウルミル君(高句麗の将軍だよ)から、チンムに近づけ、

あのチンムが一番にユン(百済の今の王様ね)を殺したい程憎んでるから利用したまえや、

という指示を出しているだけなので、

クチョンはそういう意味合いでとチンムとお友達になりました。

 

 

さて、怒涛の58話なんですが、

狩りです。獲物を見つけたクチョンを褒めながら、チンムが俺が仕留める、

と弓を構えますが、

ここでクチョンが、

「もちっとこうね、腰辺りをこう、腕はこうだよ、それで足はこうね、うんよし」

と持ち前の武力の才能を教えるので、

チンムが「まるで父や兄から教わっているようだ」と超絶嬉しいのですが、

チンムが馬に乗り込んで追いかけようとしたら、

馬が暴れちゃって、落馬となったチンムをクチョンが庇い、怪我をしました。

「あーあー大丈夫大丈夫、こういうの慣れてるからさあ」

みたいにクチョンが平然と上半身裸になり血を拭き取るのですが、

チンム、沈黙(シャレじゃないよ)。

クチョンの背中がすげえ傷痕だらけだからです。

 

そんなこんなでチンムがクチョンを連れて、あーあー、遊郭ね。

しかし!ここに来た理由がちゃんとあるのだ!!

 

チビコマク登場です!!

チンムが女性陣をとなってもクチョンはチェファ命という頑な男性なので、

遊郭とかまじで無理だし嫌だし、

そんな時にチビコマクが靴を揃えたりしていたり、

朝になれば遊女にすげえ剣幕で激怒されておる。

靴をネズミにかじられたというだけ。

 

そう、この58話はまさにクチョンとチビコマクの出逢いという神回なのです!!

 

はいゆで卵来たー!!10個も食べんかいクチョン。

一応クチョンはチビコマクを自由にしてやりたいという気持ちで大金を支払い、

チビコマクにも大金を渡し、

「これでおいしいものでもお食べ」

とさよなら、とするのだが、

チビコマク、ソルランとちょっと似ている、

クチョンが言いたいことというのを察することができる。

そして頭がいい。

 

訓練を孤独に欠かさないというクチョン(ユン暗殺のために)に同行するチビコマクが、

「おじさん、僕と一緒が嫌なら嫌だと言ってよ」

もち、クチョンが耳も口も不自由だと分かって言っているので、

「言わないんだから一緒にいてもいいんだよね」

とチビコマクがクチョンと同居となります。

 

ここで、クチョンがいつもの夢を見るようになります。

ソルランとソルヒ(昔のね)が出てきて、

そう、百済の王様の一行が来るんだよと言ってた辺りの昔の2人ですね。

「糸を隠したのは母さんがど忘れしたからよー」

「そうよそうよ」

クチョンがぷいっとするのは「嘘をこくんでねえ」という父ちゃんだね。

「ごめんなさい父さん!!実は鶏肉が!!」

「姉さん駄目よ!!」

「ヨングも一緒だから道に迷わず行ける、鶏肉を食ってくるだけだから!!」

あくまで鶏肉命なソルランと、百済王様に憧れるソルヒが、

クチョンの腕をマッサージ、肩トントンとしながら、

「うわーまじで夕飯抜くべきだったぜ、鶏肉全力で完食できねえ」

「ちょっと見てくるだけよ!」

「うっし、ちょっと走るか、ジャンプして鶏肉分の胃袋確保すっか」

「父さん許して~」

 

ここで!!わああお!クチョンの声です!!初じゃね!?クチョンのまじなる声が聞けたのは!!

 

「ソルラン、ソルヒ、

 お前達は2人で1つだ。

 父さんと母さんが居なくても、

 支え合って生きろ。

 どこに居ても倖せに暮らせ」

 

顔もいいが性格もいいが、声もいいなクチョン兄貴!!

 

そんな夢を見ているクチョンにチビコマクが添い寝をしながら、

「おじさん、倖せな夢を見ているんだね」

と言っているのは、クチョンが笑顔で寝ているから。

 

そしてまた場面が変わります。

いきなりだが、

キムン奪還大作戦の話が。

 

それと同時期に、へ佐平のことを想って、王妃が王様に香油を届けることになり、

ソルランは王妃の侍女なので、

チャンドクのところへ行き、チャンドクは花専属の場所にいるからね、

そこで、

「これがいいだろう」

と差し出したのが、向日葵の香油。

「向日葵っすか師匠」

「ああ、向日葵の花言葉は『忠誠心』だからな」

「おっす、分かったっす」

そんな香油をソルランが王妃のところへ持ち帰ると、

「王女にも」

と言うので、ちょい嬉しくなるソルランだが、

「真の忠誠心を理解するためだ」

という意味合いなので、さてさて。

 

そんでそのキムンの話が出て来たので、よっしゃ、スニムンちゃん(キムンの病弱暴力王様)来る!!

でも、ユンが、

太子にキムン奪還大作戦参謀を任せるよ、となったので太子が猛勉強を開始。

あの側近というカンボクが居眠りしちゃうほど長時間耐久猛勉強なので、

もち、限界が来る。

そんな時、香油を届けに来たというソルランが、

「ちったあ横になって休めよ」(ちゃんと丁寧に話してますよ)、

というところで、

 

「この広い王宮に、甘えられる人が1人もいなかった」

 

という太子の幼き頃の孤独や葛藤が思い出され、

ソルランの腕にひっつき(やめてくれ)、

「ああ、少し休む」

とデレデレな太子というところへ、

うおーい、察しが悪いというカンボクが来ちゃって、

あらまあたくしお邪魔しちまいました、という顔をしてますが、

本当にカンボクは察しがいい時と悪い時があるので、

いい時はいい時で名犬ハチ公みたいなんですが、

悪い時はことごとく太子のオクテすぎる面倒くさい回りくどい恋心を粉々にしていますね。