中学時代、1年の時にまず驚いたのは、

給食の量。

 

1人でこんなに多くの量を食べるのか、と唖然とした。

 

2年の時はクラス委員長にと担任にされてしまい、

何が何だかという辺り。

 

3年の時もまだクラス委員長だったので、

ただその頃、とても尊敬している人たちがいた。

同じゲーム仲間という2人組(女子2人)、

そして後に私の人生を大きく変えるという隣のクラスの1人(女子)、

ゲーム仲間という2人とは、

ロマンシングサガ3の話、聖剣伝説3の話をした。

ロマサガ3のどうにも回収できない伏線が解決した。

ハリードを主人公にした場合、あの姫様との再会という場面の話だ。

聖剣伝説3の方は、闇クラスチェンジのみが妥当ではないと分かった。

時折光クラスチェンジ、とすると美しい必殺技が見られる。

 

そして私が最も尊敬したという隣のクラスの女子は、

『オタク』『BL』という世界を私に教えてくれた、まさに師匠だ。

しかも漫画がうまい。

その方は何の部活にも入っていなかったけれど、

今でも尊敬している。

ただ、残念なことに、その方は一緒に卒業ができなかった。

親の離婚というもので遠くへ引っ越すとなり、

3年の夏前にと苗字を変え、遠い地域へと引っ越していったからだ。

 

私はゲーム仲間2人とは同じクラスだったので、

修学旅行の班、一緒にとなれれば、

またゲームの話で盛り上がれるとウキウキしていたが、

それは叶わなかった。

 

担任が、お前はこっちの班の班長だ、と言ってきたので、

そっちへと行けば知らない集団、

同じクラスではないからだ、面識がないというのも頷ける。

 

そしてどこへ行こうかという話し合いの場になるけれども、

結局言葉を発していたのは私のみ、

他の3人はただ頷くのみ、

 

修学旅行先は京都と奈良で、

ルート決定は私がガイドブックの『お勧め』というコースに従っただけだが、

移動となると会話が弾まない。

私だけがだ。

他の3人はクラスメイトなので、すごいとか楽しいとかはしゃいでいたけれど、

私はそういう3人の引率者として同行するだけで、

ただ、目の前の3人はあんなにいつも話し合いという場では頷くだけだったのに、

こうして今ははしゃいで楽しそうに笑っている、

それを見られただけでもよかったのだろうか、

と私は茫然と見ていた。

 

3人は3年4組という特殊学級というクラスの同期で、

担任と副担任と養護教諭という3人体制という教室にといた。

一度4組の中を見たことがあるけれど、

そこで3人はとても楽しそうに笑い、話していた。

ただ、私のいる3年1組にと話し合いの場として来ると、

途端無言になり、表情が固まる。

よく言われる発達障害というものを抱えた3人であるので、

普通にと話し合いをしているみんなに圧倒されていただけだろう。

そういう点では、私も同感だと思っていた。

全く理解ができない。

どうしてたかが遠方へ行くだけの旅行だけで、

こんなに騒々しく盛り上がれるのかが謎過ぎた。