アンニョンハセヨ~ソウルの達人です
題名の通り
これねぇ~本当にビックリしますよ
韓国に存在する
日本人価格
とあるソウル市蚕室(チャムシル)の飲食店
私は日本のクライアントさんの希望で
ロッテタワーを見たいと言う事で
蚕室のお刺身屋さんに到着
5人くらいで席に座りました
座った瞬間にアジュンマが
日本語のメニューを持って来てくれました
ところがメニューを見た瞬間
異様に高い
クライアントさんに
『この店、かなり高いので他の店に行きませんか?』
というと、
『この値段なら日本とあまり変わらないので大丈夫』と
いつも来る店なのでと仰いました。
- 壁のメニューには価格も書いていない
- 日本語のメニューしか渡そうとしない
- 別に大してうまくもない
- お客さんほとんど日本人
情報弱者
情弱ってやつですね
韓国語が分からないのを良い事に
やりたい放題
明洞ではさすがに少ないですが
ガイドブック頼りに来る日本人をターゲットにこうしたお店もよく見かけます
ビジネス面ではどうか?
日本からの案件が来た!と喜ぶ、韓国H社の社長
何故喜んでいるのでしょうか?
韓国に存在する
日本人価格
に喜んでいます
日本の企業の方々も
韓国のメーカーさん訪問で目をクリクリさせて
いや~日本より安いですねって
まさしく情弱ってやつですね
たまにそういう日本企業のをアテンドしている日本語堪能な韓国人エージェントを見かけますが
その日本企業の方にこっそり教えてあげようかと思った事もありますが
よけいなお世話ですね
変に敵を作ってしまうので、私はだんまりを決めてます
他の韓国人を同席させる・他の韓国人に調べてもらう
私が通訳の仕事だけを受けない理由はいろいろあります。
また韓国語の通訳なんて5万といますからね
通訳業務は案件ごとの報酬が基本
かなりの実績や経験が無いと韓国の商習慣について疎い人が多いです
また1人で何とかその場をしのぐ商売なので
ビジネス面でクライアントさんにアドバイスをする事はほとんどありません
ほとんどがオウム返しが基本です
私の場合、日本のクライアントさんをアテンドする際には、通訳の正確さよりも交渉人業務に徹します。尚且つ、私一人でアテンドする事はありません。必ずうちの韓国人のスタッフを交渉の間に入れます。
先程の飲食店のメニュー問題と同じく
韓国に存在する
日本人価格を阻止するためでもあります
士業でも生じる日本人価格
韓国に現地法人を置いている会社は、ほとんどが税務を韓国の会計士に依頼します。
そこに毎月の記載料(顧問料)が掛かるわけです。
韓国は日本と違いVAT(付加価値税)を採用している国なので、3カ月に1度、税務申告が発生します。
日本の領収証にあたる「税金計算書」をまとめ、還付金などの計算もしてくれます。
実はここにも発生するのが日本人価格なんです。
現在、弊社では会計士さんに毎月17万ウォン支払っています。
約2万円弱です。決済には別途料金が発生します。
もちろん日本語が通じる会計士さんではありません。
ところが
日本語対応の会計事務所
先月金額を聞いたらビックリ
年間2,500万ウォンだというのです
年に300万円弱と言う事ですね
月額にすると25万円・・・
はぁ?
やってくれてんな~
って感じですよね?
それでも大手企業は韓国の相場を知らないし、日本語通じる会計士事務所を使うので、この金額出しちゃうんです
まさしく情弱ってやつですね
なぜ日本人価格が発生するのか
-
外国人観光客は価格に詳しくない
- 観光客は現地の適正価格を知らないため、多少高くても気づきにくい。
-
言葉の壁
- 韓国語が分からないと、値段交渉や抗議が難しくなる。
-
過去の慣習
- 一部の市場や観光地では、昔から外国人に高く売る習慣があった。
-
需要と供給のバランス
- 人気のある観光地では、外国人が多少高くても買うと考えられている。
もちろん日本でも起こっている現象
外国人価格
その他に
観光客価格
私も情報弱者をターゲットにそこで儲けるべきなのかな~