ソウルの達人です
韓国で口座開設をするとインターネットバンキングがもれなくついて来ますが、これが日本と違って意外と面倒なんです。銀行アプリの他に『共同認証書(旧公認証明書』というデジタル証明書を別に準備しなくてはいけません。
共同認証書
共同認証書(旧公認証明書)は、韓国でネット上でお金のやり取りを安全にするための特別な電子印鑑みたいなものです。これを持っているのはその人だけで、その人しかパスワードを知りません。だから、銀行やネットショッピングなどで「私は本当にこの人です」と証明するのに使います。
以前は特別な機関だけが証明書を発行できる「公認」証明書がありましたが、それを変えて、誰でも使えるようにしようと政府が「共同」証明書に名前を変えました。つまり、特別な機関だけのものではなく、一般の人も使えるようになったんです。
「共同」証明書は、オンラインで自分が誰かを証明するのに使うもので、印鑑や署名の代わりになる大事なツールです。
日本語のPCにインストールすると面倒なことに
このアプリというかプログラムというか・・・
非常に精密に作られた保安プログラムでPCにインストールして使うのですが・・・
一般の日本人の方で、韓国の銀行に振込する事はあまりないと思いますが、在韓日本人の方などは、どうしても韓国国内での送金とか必要になりますが、このプログラムを日本語のPCにインストールするとシステムロケールが違うので、文字化けしてしまうのです。
何が何だかさっぱり分かりません
韓国現地法人は死活問題
韓国で現地法人サポートを何社もやって来ましたが、設立後に必ず相談されるのが、この共同認証書の問題です。韓国に支社を作った日本企業の担当者さんたちは、日本のPCに当然インストールしてしまいます。ところが文字化けしてハングルさえ表示されない事が多いのです。
そうした場合は、『韓国語のPC』の準備をご提案しています。
韓国ではハングル文字には慣れないとね(笑)