アンニョンハセヨ ソウルの達人です。
コロナ禍も随分と落ち着き始めて、随分と韓国へ行き来する方も増えてきました。
また近年、日本人の韓国留学が増えています。特に韓国の大学に進学する留学生が増加しており、2019年には約2,700人が韓国の大学に進学しました。また、韓国語学習を目的とした語学留学やワーキングホリデー制度を利用した留学も増加しています。韓国人気の背景には、韓国の文化やビジネスの発展に興味を持つ人が増えていることや、日韓間の交流が盛んになっていることなどが挙げられます。
今日は、そんな韓国に1度は住んでみたいという方へ、アパートなどの賃貸契約についてお話しします。
ウォルセ(月貰)
「ウォルセ」(월세)は、韓国の不動産市場において、賃貸物件の契約形態のひとつで、月々の家賃に加えて保証金が必要となる賃貸契約のことを指します。以下は、ウォルセに関する一般的な情報です。
支払い方法
ウォルセの場合、毎月の家賃を支払います。
月々の家賃は、物件の価値によって異なり、賃料が高い物件ほど月々の家賃が高くなります。
保証金は戻ってくる
保証金は、ウォルセ契約をする際に必要とされる費用です。日本のように敷金・礼金のシステムはありませんが、契約時にまとまった金額が必要になります。例えば5万円程度の家賃の物件だったら50万円~100万円程度が必要になります。ただ契約解除時にはこの保証金は全額返金されます。
まとめ
- ウォルセ契約とは、毎月一定額の家賃を支払う賃貸契約形態
- 契約時に保証金+福費:ポッピ(仲介手数料)を支払う。
- 不動産の物件情報では「○○○(保証金の金額)/△△(月々支払う家賃)」と表記。
- 保証金の金額が多いほど、月々の家賃は少なくなる。
- 保証金は契約期間終了時に全額返金される。