アンニョンハセヨ
ソウルの達人です。
ご存知の通り、本日はあの惨劇から1年の日です。
韓国からもNHKワールドで一周年追悼式が放映されています。
ソウルの一角にある自宅のアパート。
黙祷が終わってから静かに目を開けると、60センチ程度の窓から
春晴れの青空がいつものように見えました。
善も悪も自然には存在せず、また明も暗も存在せず、喜びも悲しみも存在せず、色も温度も存在せず・・・・・魂だけが存在する。
以前、事業のトラブルで全く他人を信じれなくなった時・・・
相手に対する恨みやまた感謝、信頼や裏切りなど、いろんな事が脳内で整理がつかなくなった時、「
般若心経」の考え方に心を救われた事がありました。
僕らは幼い頃からお正月に神社で手を合わせ、「今年もいい事ありますように・・」って祈りながらおみくじ引いて、大吉だ小吉だっていいながら・・・
そういう縁担ぎを心から信じたり、また高いお金を払って「霊媒師」や「占い師」に人生やその人の環境を占ってもらい、そこに喜びや今後の不安を持つという、一種の精神の遊びだけを信じたりしました。
でも・・・・
同じ位置にいた人たちが一瞬にして、そうした占いや霊媒を無視して、自然は襲い掛かってきました。ちょうど一年前の今日という日。
善も悪も、運の良い人も悪いと言われた人も、健康な人も病弱な人も、老人も幼児も、お金持ちも貧しい人も、一瞬にして同じ場所に行ってしまいました。
僕達日本人は確かに立ち上がらなくてはなりません。しかし今までと同じ精神を持っては絶対に立ち上がることは出来ません。神様から授かった知恵をもっと育まなければなりません。
占いや霊媒師や縁担ぎなどに心を奪われない強靭な精神力を身に付け、また政治家達への不満ばかり口にせず、自ら一人一人が力をつけ、そして一番今欠けている「お互いの協力」を常に心がけて、新しい日本の概念を作ろうではありませんか。
何だかシドロモドロになりましたね。