花の色は移りにけりないたづらに
もうだいぶ過ぎてしまいましたが、9月中旬のある日、彼岸花が見頃だときいて行ってきました吉祥寺(キルサンサ)。ソウル市内の中でベスト5に入る私の好きな場所です。
春夏秋冬、いつ訪れても美しいお寺なんですけどね、妖艶な真紅の花と以前料亭だったお寺の雰囲気がよく似合ってすっごく素敵でした。
花と葉が同時に出ないため、韓国では”相思華(상사화/サンサファ)”と言うそうですよ。相手を思う華・・・でも互いに会うことはない・・・素敵な名前だと思います。
個人的には”彼岸花”より”曼珠沙華”と呼ぶのが好きです。
曼珠沙華というのは、サンスクリット語で「天界の花」という意味があるそうですよ。この場所にピッタリすぎます。
ちなみに花言葉は、「悲しい思い出」「想うのはあなた一人」「また会う日を楽しみに」・・・なんだそう。いつも想うんですけどね、花言葉って誰が考えたんでしょうね?よく似合うと思います。
9月最後の土曜日にもう一度訪れた時は、曼珠沙華の”ま”の字も残っていませんでした。
花の命は本当に短いですね。今年は一番キレイな時に見られてよかったです。
境内には、他にも色々な秋の花が咲いていましたよ。
そこに漂う穏やかな空気と、美しい建物、そして移り変わる自然に心癒される。うん、やっぱり私はこのお寺が本当に大好きだと、改めて思いました。
今年も残りあと3ヶ月・・・ぼんやりしている間に月日はあっという間に過ぎていきますね。
後悔しないように、頑張らないとな~~