自然の中の隠れ家みたいでした
光州観光レポート がつづきます。
光州から車で４０分くらいいくと潭陽（タミャン）があります。潭陽といえば有名なのが竹林”竹緑苑” ですが、こちらにもぜひ足を伸ばしていただきたいですね。韓国の伝統様式が息づく、朝鮮時代の民間庭園”瀟灑園(소쇄원/ソセウォン)”。
瀟灑園は清くすがすがしい庭園という意味。梁山甫という方が恩師の死を期に、出世をすてて作った庭園。静かな竹林の中に「安貧楽道」の風流を楽しんだ先人の情緒があふれるところ。中心に小川がながれ、左右の丘に桃などの多様な植物を上、塀の下には渓流が岩の上を流れるように作られていて、丸木橋もあります。自然と人口の調和が見事で、美しい山水をそのまま庭園にしたような風景がみられるところ。（※韓国観光公社ＨＰ参照→クリック ）
現在は子孫の方が管理をしているそうですよ。
雨の晴れた空の月という意味の”霽月堂”、雨の後に日が昇った時にふく清涼な風という意味の”光風閣”など、建物に付けられた名前もなんだか風流。
自然と親しみながら生活していたんだろうな～という感じがしますね。
敷地内で一番早く雪解けし、お母さんを日向ぼっこさせていたという場所には”愛陽壇”という文字が。
私が行った時は敷地内で伝統楽器の演奏を行っていて、観光客は思い々の場所にすわってその音色に耳を傾けていましたよ。時の流れが止まった、自然の中の隠れ家みたいな素敵なところでした。
◆ 瀟灑園(소쇄원/ソセウォン) ◆
住所：全羅南道 潭陽郡 南面 芝谷里 123(전라남도 담양군 남면 지곡리 123)
時間：9：00～18：00（5・6・7・8月は19：00まで、11・12・1・2月は17：00まで）
料金：大人2,000ウォン
ＨＰ→クリック
場所：Ｎａｖｅｒ地図→クリック
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