こんにちは。韓国語工房です。桜が満開で街に花びらの吹雪が吹き、花見が盛んですね。八重桜もこれからですね。

 

東京都稲城市の三沢川沿いも桜並木で有名で、この時期大勢の人が歩きながら今年の花の香りを嗅ぎ、川辺にシートを敷いて食べ物を食べてお酒を飲んだりもします。巨大な鯉もいっぱい泳いでいる川です。

 

意外と広い城山公園の麓には市立中央図書館が立ち、図書館と繋がっている感じでその隣には城山体験学習館があります。自然に囲まれ、周辺は静かな住宅街で、勉強するには最適な場所です。私もここの雰囲気は好きですね。2年前に稲城市若葉台でのいなぎICカレッジ特別講座に参加されたMEさんが特別講座後韓国語マンツーマンレッスンを希望されて、今でもその方とここでレッスンを行っています。主に第一会議室ですが、時々第三会議室も使ったから、下記講座の第三会議室は馴染みのある部屋ですね。MEさんの友達の方も下記講座を申し込もうとしたけれど、予定が合わなかったそうです。確かに、12回全部の予定を合わせる事は大変ですね。

 

ちなみに、いなぎICカレッジ講座は営利目的禁止なので、私は一切個人レッスンのご案内などしておりませんし、生徒さん獲得の目的で講師をする気持ちは全くございませんので、誤解が無ければ嬉しいですね。生徒さんが今後勉強を続けたいけど他に探すのもあれだし、たまたま前に先生がいるから、教えてくださいと個人的に頼んでくる感じですね。私を呼んで下さる主催側が韓国語講座を開催する目的がありますからそれが満たされれば、そして私は韓国文化と言葉をより多くの人に伝える事が出来れば、本当にそれだけで私は充分ですね。その目的が、いなぎICカレッジ様は市民への多様な学びの提供でしょうし、例えば保険会社様だったら、最近の韓流ブームを勘案した、大切なお客様へのサービスの一環って感じになるでしょうね。

 

2023年4月1日土曜日、城山体験学習館の第三会議室でいなぎICカレッジ一般教養講座「韓国語講座 初級 〜基礎をしっかり身につけよう〜」の第1回目講座がありました。

 

こうやって講師として活動出来る場を作ってくださった事、韓国と韓国語を習いたい方々と出会って韓国人の情緒と文化と言語を伝える事ができる場を作ってくださった事で、いなぎICカレッジの方々に感謝の気持ちですね。私は稲城市民ではないので一般教養講座講師の資格が無いですが、有り難くも特別にさせて頂いたのですね。これにはやはりいなぎICカレッジ初の韓国語講座を開いて欲しいカレッジの方々と市民の皆さんのお気持ちがあったのも大きかったでしょうね。最近の韓流の急速な伝播も根底で影響を与えていると思います。

 

講座名の副題は当初「基本原理をしっかり身につけよう」でしたが、長いし「原理」が難しい印象を与えるとの事で「原理」を削除し、「基礎」にしました。

 

受講生の定員は当初12名だったのがコロナ規制緩和で結局15名に変わり、22名の応募があったから抽選で15名が決まり、途中1名様のキャンセルがあってキャンセル待ちの方が代わりに入りました。私は受講生のお名前と年齢と申請動機を全部覚えて講座に臨みました。

 

簡単な講師の紹介、韓国都市の位置と方言と発音、韓国語の書き順、皆さんの知っている韓国語、皆さんの韓国語勉強程度、諦めずに韓国語勉強を続けられるコツ、大人と子供の韓国語勉強の上達の差の理由は何か、ハングルの制定理由と歴史、豊臣秀吉の朝鮮征伐、ハングルの原理、ハングルの独創性と優秀性、韓国政府からハングルを借りたインドネシア小部族、朝鮮王朝と高麗王朝と日本江戸時代の統治理念とハングル、仏教と儒教とハングル、日光東照宮の儒教、日本人が韓国語を勉強する際の大きな三つの利点、韓国の子供が習う方式でのハングル発音練習、字を作るパターン、パッチムの意味と役割、日本人の発音の限界とカタカナ英語などが講座の主要内容でした。

 

韓国の歴史や文化にも興味がある方が多かったから韓国の歴史や文化の話も少なくなかったです。

 

1時間半の間皆さんの笑いがずっと止まらなかったですね。初めて聴く内容が多かったのか、皆さん驚いたり頷いたりする場面も多かったです。

 

全員目がキラキラしてやる気の多い方々で、講師の私もとても楽しい時間でした。答えもよくして下さるからとても助かりました。こうやって先生のやる気と生徒さんのやる気が双方通行になった時に韓国語勉強の効果が数倍になります。先生の熱意だけの一方通行では中々習得が難しいのが韓国語勉強です。

 

反省点でもありますが、やはり一回目授業は時間がいつも足りません。二回目からは少し良くなると思いますが、一回目はそこまで進められなかったです。いきなり勉強に入るのは良くないから、まずお互いに溶け合う時間が必要ですね。特に日本人はこういう場によく緊張しますね。実は私も子供の頃からよく緊張するタイプだからこの日も緊張していた(笑)

 

授業の〆は韓国語の第一原理を教える事でした。敢えてレジュメには載せずに、皆さんが直接テキストに書くようにして、その刺激でより第一原理を感じるようにしました。この半年間の講座では第8原理までお伝えする予定です。

 

最後は、この講座の担当理事でいらっしゃる片田理事長さんが色々話をされて講座を終わりました。ありがたかったですね。

 

皆さんが一人ずつ帰られる時に何人か質問をしてきたから個別に答えて、その中のお一人様には、質問に答えてから、今日どうでしたかと私が尋ねると、難しかったですと答える方が普通は多いですが、楽しかったですとおっしゃって下さって私も嬉しかったですね。

 

講師としてまだまだ足りない所ばっかりですが、コツコツと経験を積んでいきたいですね。次回授業のテキストは構想はしているけどまだ作っていないですね。一回目の授業で感じた皆さんの勉強程度に合わせる形で15日まで作りたいです。

 

韓国語工房

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