
16日一斉に公開された映画の悲喜が交錯している。『男たちの晩夏』(1986)をリメークした『無敵者』のソン・スンホンと久しぶりのロマンチックコメディー物『シラノ・エージェンシー』のイ・ミンジョンは、笑いが止まらない状況だ。
二つの映画はボックスオフィス1位、2位をめぐって、二転三転中だ。 秋夕(チュソク/旧盆)連休二日目の22日、映画振興委員会入場券統合コンピュータ・ネットワークによると、『無敵者』は21日1日間12万1108人(累積観客59万3240人)、『シラノ・エージェンシー』は11万9779人(58万6030人)を動員した。『秋の童話』『エデンの東』などドラマでは注目されたが、『カラー』(1999)と『宿命』(2008)など映画では成績が思わしくなかったソン・スンホンは、『無敵者』を通じて地位を取り戻した。原作で強い印象を残したチョウ・ユンファ(55・周潤発)を再解釈、女性観客の呼応を得ている。
イ・ミンジョンも大笑いだ。 『ペントハウス・エレファント』(2009)、『白夜行』(2009)とは違い、比重ある配役を務めた『シラノ・エージェンシー』では、今まで見せたことがない魅力を発散して観客を呼び入れている。反面、映画ではいつも苦戦を強いられるキム・テヒは、今回も笑えないでいる。自身が主演を務めた『グランプリ』は、善良な映画は成功できないという言葉を証明するように苦戦中だ。順位圏には入っているが、公開1ヶ月が過ぎた『おじさん』などに押されている。
『解決士』のソル・キョングは、公開2週目に観客100万人を突破、底力を表わした。『おじさん』のウォンビンも、580万人を越える観客のおかげで最高に株価を上げた。キム・スロはコメディ演技を再開、『クイズ王』でかろうじて体面を繕っており、グループ少女時代のテヨンとソヒョンが声優を務めたアニメーション『スーパーバッド』も健闘している。