だから能力的な自己嫌悪だって、決してチェンジできないもんじゃないと思うの。
本を読み終わるとは。最後のページまで読み終えること。そう考えていた。子供じゃないんだし。本を買うお金は惜しむことはない。(1)読破。活字を最後まで追った。(2)内容を理解した。読むのをやめた。(3)目的の箇所だけ読んだ。(4)面白くない。読むのをやめた。(5)読み続ける時間がない。途中で中断した。(6)面白い。読後感まで書きたくなった。・・・。(1)の読破はとにかく満足感を持つ。それを糧に次の本を読んでやろうという気力が得られる。目的を持たない乱読は自分の発想の範囲を超えた考えに出会うことがある。そんなときはラッキーだ。そうじゃなくても、渾然とした未整理の内容が頭の中に残る。発想の材料、頭の引き出しが増える。読んだ後の本は捨ててしまってよい。(2)、(3)は蔵書にして保存する本だ。(4)と(5)はアンラッキーだが避けることは難しい。無理して読むのは人生の無駄遣い。(6)は独善的な感傷にすぎない場合が多い。読後感をメモる暇があったら他のことをした方がよい。「もうひとつ考えていいのは、若いときの特徴だな。ぼくらの年齢だとさ、したらいけんということだらけになっちゃう。だけど、若いゆえにしたらいけないということはあんまりないんや。だから能力的な自己嫌悪だって、決してチェンジできないもんじゃないと思うの。」(100280-2)
そしたら彼はひと言『自分を飾らないことですよ』といいました。
北海道に帰省中。場が変わると視点が変化する。忘れていたことを思い出す。親を大切にしなければと思う。親父もそれなりの悩みをかかえているようで、しっかりしてと言いたくなる。実家に戻ると安心する。この気候のせいか。子供のころから体に刻み込まれた環境、そして自然だ。これを郷愁というのだろう。最近は仕事のことで頭の中がいっぱいだ。それで満足している。問題が与えられないと何もできない。小さい人間だ。でも最高の気分なんだ。焼肉パーティー、帰省、映画、女、読書、メール。考えるっていったてこんなもんだけど。「この男が女性にやけにモテるんですね。そこで彼にモテる秘訣を聞いたんです。そしたら彼はひと言『自分を飾らないことですよ』といいました。私はナルホドと思いましたね。」(100280-1)
感受性の鋭いやつは芸術的にはいいかもしれないが、えてして小心でエゴイストだ。
無意識のうちに計画的に生きてしまっている。無理に計画的になることはない。(1)どうしても数学的な論理性を生活に持ち込んでしまう。(2)行動をを統一制御するような考え方がない。(3)建築思想に拘っている。(4)拡がりのある知識がない。自分が生きてきた道にもっと自信を持ってもよいんじゃないか。だからといって過去を省みるようではだめだ。昨日帰省した。場所が変わると視点が変化する。たとえ故郷であっても、旅に出ると新しい自分を発見できるというのは本当だ。親を大切にしよう。親もそれなりの難問をかかえている。でも親父にしっかりしてとは言えない。寺山修二の極点を読んで勇気づけられた。こんな発想があるのかという驚き、イメージをこうやってまとめるのかという奮立つ思い。「感受性の鋭いやつっていうのはさ、芸術的にいいかもしれんけど、そいつらはえてして小心でエゴイストだよな。男性的な性格というのも、神経が粗雑な場合もあるしね。長所イコール欠点、欠点イコール長所だということは、25年ぐらい生きなければわからないだろう」。(091780-1)