【雑談】最悪のシナリオ 一ノ瀬ちづる大ピンチ?!
はいどーも。かのかり楽しんでますか。
180話、”玉砕覚悟”、告白の決意を固めた和也。2人が恋人になるまで後一歩!今日は今後の展開について、予想して見たいと思います。
180話は、告白しようとした和也から千鶴は逃げてしまうところで終わります。思い返せば千鶴は、好きの気持ちがバレないように、よくそっけない態度をとってしまっていました。いわゆる「好き避け」です。和也が「理想の彼女は水原で!」と告白した後、学内で会ったときも好き避けをしてしまっていました。
◆はぁ…っ 175話
今回の180話で、今千鶴がこの恋を進められない理由(障害)は、この好き避けなんだよと、作者が提示してくれたわけです。
好きと伝えることが恥ずかしいし、緊張してしまってうまく言えそうにない。って感じでしょうか。
一番楽観したシナリオが、和也からの告白を感じた千鶴が彼を避けてしまうというもの。和也が追っかけて千鶴が逃げてを繰り返しながら、最後は告白成功するパターンです。おめでたい。
しかし、僕は今の状況は結構ヤバイと思ってます。今の千鶴に和也がいきなり告白したら、千鶴はちゃんと「私も好き」と答えられない可能性もあるんです。そうなってしまうと、和也は振られたと勘違いしてしまう。
最悪のシナリオが考えられる場面なんです。
深刻な?好き避け
174話。このとき和也の告白を聞いて真意を知ります。それは嬉しくて嬉しくて仕方がなかったでしょう。千鶴にとって和也はもうたった一人。好きで好きでそばにいたい人です。本音ではすぐにでも恋人になりたいはずです。
なんとかしないと
◆ああもう なんとかしないと 174話
「和也との関係を変えて 恋人になろう」って言う意味です。
千鶴自身の気持ちは決まってるはずなんです。本当に後は、好きだと伝えるだけ。
千鶴は正しい判断ができる子です。欲しいものは現実的ステップを踏んで掴みに行く子です。だから僕は、千鶴が「なんとかしないと」と言ったなら、今の関係を変えようとすぐに動くと思ってたんです。
しかし、実際には、千鶴は何もできなかった。絶好のチャンスとなった2人きりの帰り道でも、何か言い出す気配がありません。最後には和也の告白から逃げて「何よ…今の顔…!」と言って、困った表情で玄関にしゃがみ込んでしまいました。
◆何よ…今の顔…!180話
千鶴も早く恋人になりたいと思ってる。でも、ちづる自身は今、まともに和也の告白を受けることができない状態なんじゃないか。だから、何もできてないんじゃないか。
頭ではちゃんと今の関係を変えないといけないと思ってる
でも好きだと伝えるってことを考えると
頭が真っ白になってしまいそう
今はどうしていいか分からない
僕自身、好き避けをするタイプではないので心理はよくわかりません。それでも、本当に欲しいものは現実的な手段で掴みに行く千鶴が、それができていない。決意はあるのに気持ちが付いて行っていない。今千鶴の恋にブレーキをかけてしまっている”何か”は、もしかしたら深刻なのかもしれないわけです。
最悪のシナリオ
そして、
和也からの告白のとき、パニックになってしまって「ごめん」と言って逃げてしまったら
それを千鶴の”拒否”だと和也が受け取ったら
客でもいられなくなった和也がLINEをブロックしてしまったら
203号室に返って来なかったら
千鶴と「別れた」と言ってしまったら
千鶴との約束のため 瑠夏との恋人関係を始めたら
麻美の企てがあったのなら
千鶴のたった一度の失敗で、これまで積み上げた二人の関係を壊すお話はいくらでも描けてしまう気がします。
「ごめん」と言ったときには分からなかった。でも、もし和也と連絡が取れなくなってしまったら、千鶴は不安で不安で仕方がないはずです。もし他の女の子と付き合い始めたら、小百合おばあちゃんを亡くした日の何倍も悲しくて寂しいはずです。
この場面で千鶴に失敗させれば、ギリギリのところまで彼女を追い込むお話が描けてしまう状況に見えるんですよね。
和也最後の壁
僕としては、まぁそうなったらそうなったで全然OKです。ちづるエンドは確定してるので。むしろ、これくらい追い込まないと、千鶴は「好き」と言えないのかもしれません。
この作品では、壁を乗り越える和也が描かれてきましたね。千鶴の味方になるところから始まり、クラファンに挑戦し、「俺の理想の彼女はさ」で想いを届け、そして告白の覚悟まで来ました。
そして個人的に和也に超えて欲しい壁が
ちづるだって 和也が好きなんだ
この気づきです。和也は自分なんて相手にされてないと思ってます。玉砕覚悟だと言っています。でも、「あなた 私のこと好き?」(173話)この真意に気づいたとき告白して欲しいなんて願っていたりします。
という感じで、ほのぼの展開になるのか、大波乱に満ちるのか、期待しつつ次号を待ちましょう。
では、またの記事で!