こらあのブログ -25ページ目

こらあのブログ

ブログの説明を入力します。

『PHP文庫 仕事がどんどん面白くなる「戦略思考」の仕事術 ビジョンづくりから思考プロセルの実践まで』


木幡健一

2004年6月18日 第1版第1刷

PHP研究所


「年代のステージごとに見た仕事術」は参考になった。



『バンダルの塔』

高杉良

1994年4月25日第1刷

株式会社集英社



高杉シリーズ。実名企業が登場。東洋曹達工業、三井物産、三井東圧化学、三井石油化学、日本合成ゴムの5社もよるJBで、イランと合弁の巨大石油コンビナートの建設プロジェクトに取り組む話。


石油危機後のイランのオイルマネーと日本の技術を活用したプロジェクトだが、オイルショックによる

資材高騰、イランでの建設予定の遅れ(イラン人ののんびり気質)が重なり、イランのイスラム革命に

よって、王政主導であった当プロジェクトが観光間近で失敗に終わる物語。


海外プロジェクト、JBの難しさを体感できる。






『新装版虚構の城』
高杉良
2010年1月15日第1刷発行
株式会社講談社

高杉シリーズ。高杉のデビュー作。

出光興産をモデルにした小説。未読だが、『海賊と呼ばれた男』(百田直樹)と同じ出光をモデルにしながら、百田が好感をもって描いているのに対し、高杉は否定的に描いている。

高杉が否定的に描いているのは「大家族主義」に代表される前近代的な側面。創業者出光佐三を崇拝し、神格化するような側面が描かれている。中でも一番の主題は、石油業界を代表する大企業でありながら、労組がないこと、「大家族主義」に反するという理由で、触れることもタブーという点だ。
これだけの大会社でありながら、過少資本を継続し株式上場が2000年以降という特殊な企業に焦点を当てた高杉氏の着眼性、先見性に感服する。