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こらあのブログ

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『虚像の政商(上・下)』
高杉良
平成26年4月1日発行
株式会社新潮社

高杉良の新刊が出ていたので、購入。

テーマは「政商」。オリックスの宮内義彦がモデル。
小説中では、加藤氏として描かれているが、加藤氏は宴席終了後にも毎回
会社に顔を出して帰る程の仕事人間。決断力、ビジネス観等に長け、オリックスという
会社の成長を大きくリードした人物として描かれているが、一方で、冒頭より
加藤氏が女性ジャーナリストに誑かされ、南国リゾート開発を計画する様から
スタートするというように、「政商」を負の側面からとらえ、政府委員の要職を
自社に利益誘導する様を辛辣に描いている。加藤氏が、社内において絶対的な
権力者として存在し、「裸の王様」として描かれ、また、「王様」に逆らえない、
忠言できないことに苦悩する社員が実際の「主人公」として描かれている。
『PHP文庫 中国古典百言百話4 孫子』
村山孚
1994年6月15日第1版第1刷
1998年1月5日 第1版第7刷
PHP研究所

最近はやりの「孫子」を読んでみた。
孫子の名言集で全200言。
現代的な事象に合わせた解説がついている。

孫子を単純に解釈するに
①状況分析をしっかりとすべし
(己を知り、敵を知り・・・等)
②犠牲は最少にすべし
(敵のいない所を攻めるのが最良、敵の来ない所を守るのが最良)
③統率力
(統率者の能力が重要) 
『BT’63(上・下)』
池井戸潤
2006年6月15日 第1刷発行
2014年2月7日 第24刷発行
株式会社講談社


池井戸シリーズ。
池井戸潤にしては異色のミステリー。経済要素は含まれてはいるが、本質は怪奇ミステリー。

1963年という三十数年前の自分が生まれる前の父親の時代に意識がタイムスリップし、父親が乗り越えた苦労を探索し、共有する物語。