『銀行大統合』
高杉良
株式会社光文社
2008年7月20日 初版1刷発行
またまた、高杉良シリーズに戻ってきた。
「第一勧業銀行」誕生シリーズにつながる物語で、一勧のその後、銀行の合併・統合の話。
世界史上初の銀行間の3行合併(興銀・一勧・富士)である「みずほ」フィナンシャルグループ
誕生の秘話。
やはり企業の統合は、トップの決断一つである点を改めて感じた。
一方で、合併後には、旧行意識の払しょくが重要であり、一勧はその点で失敗したと取れること。
一勧の経験・反省を材料に、みずほでは人事制度の一新、人材登用の「適材適所」が徹底された
ことが興味深い。一方で、システム問題では、旧行意識が存在したために大きなトラブルが発生
したことは否定できない。
総合的に考えて、やはりトップの決断・リーダーシップが重要である点を改めて肝に銘じたいと
思った。
自分も他人事ではない?!