『破軍の星』
北方謙三
株式会社集英社
1993年11月25日第1刷
2007年11月6日第14刷
北方謙三の歴史シリーズを紐解いてみた。
北方水滸伝に感動を覚え、ことあるごとに北方歴史小説の
中で話題に上ることに多い、『破軍の星』を以前から読みたいを思っていた。
ちょうど、BOOKOFFにて、半値品を見つけたので、(出来れば¥100にしたかったが・・・)
即買いで読み始めた。
舞台は、日本の南北朝時代、主人公は北畠顕家。
北畠顕家といえば、昔(もう20年近く前?)のNHK大河「足利尊氏」で
後藤久美子が演じた貴公子。文武両道の天才。残念ながら若くして、
戦死することになる。
16歳で陸奥の守として奥州に赴任し、即座に奥州を平定。
対足利尊氏戦では、わずか16日で奥州から遠江までの600Kmを進軍。
豊臣秀吉の中国大返しよりも早い、驚異的な進軍だ。
というような題材だが、北方らしい趣向で、奥州藤原氏の末裔?と思わしき
山の民が物語に大きく絡み、物語に壮大さを与えている。