大変ご無沙汰しています。

さて、前回の続きを書かせて頂きます。

 

私が若い頃、自分とは何だろう、と考えた結果、自分の手を握りしめ、拳を例えて、私はこの様なものであり、其れを、人生の中で転がし、雪だるまのように、時につれて、段々太くなり、後には神の中に溶け込むんだ、と、友達に語っていました。しかし、それ以上、何も説明することも無く、勿論、出来もしなかった私でした。又、子供の頃、私は、例えば神様に願い事をするとしましたら、必ず、自分の罪や間違った行為を懺悔しなかったら、願う資格が無いと思っていました。このようなことを振り返っていましたら、不思議と、高橋信次氏が説かれた正法で明らかになったように、過去世の自分が存在する一つの証であると確信しました。それと同時に、私たちは転生輪廻の過程で、意識魂の修行をし続けていることも確信しました。何故なら、今世では、上記の二つの事例に関連する教育、又は親から教えられたことも無かったと思います。

 

この様に、30代半ば程までの私の人生は、私なりにがむしゃらに生きてきました。小学校では2位の成績で卒業し、中学校では1位で卒業しました。しかし、高校生に入学試験を受けた際、名門学校に入学出来ず、プライドに少し傷つけた経験をしました。その後大学入学試験では、名門大学に余裕で合格することが出来、自己満足を取り戻すことが出来ました。只、私は双子兄弟でしたので、中学までは兄より成績が上だったのに、高校入学では、僕とは反対に、名門学校に入学できたことでプライドを痛めた状態に陥りました。双子兄弟とは言えど、喧嘩した覚えはなかったが、心の中では無意識に、ライバルと思っていたことには間違いありません。

思い出せば、子供の頃から高校時代まで、私は「双子」と言う言葉が大嫌いでした。その原因は、確かに親は平等に扱ってこられたには間違いないが、私に取っては、何時も同じ模様の服を着せられ、何時も同じことをさせられ、私が行いたいことも、兄も同じく出来なかったら、許してもらえなかった。このように、私自身の自由を奪われていると思い、「双子」と言う言葉さえ大嫌いになったと思っている。

 

次回に続く。。。。