ウイルスは脆弱している人、そして、脆弱している所から襲ってくる。逆に、元気な人は、ウイルス防止対策を自力で身に付けることが出来る。この観点から見ても、自然の仕組みは素晴らしいものである。原因と結果、つまり、作用と反作用のことである。物事には、何も偶然と言うことはない。必ず、原因があり、それに依って、結果が現れる。従って、結果が悪い時は、その原因を追究し、修正したら、新たな結果が生じる。要は、悪い結果が生じたら、何か間違ったことがある、又は行っているとの警告と受け止め、徹底的にその点を追究し、そして、反省によって修正する事が重要である。


民主党政権に交代してから、日本は様々な問題が発生している。特に外交問題が非常に悪化し、相次いで日本を揺さぶっている。まず、大きな問題としては、鳩山由紀夫政権では、普天間移設問題で日米同盟が傷ついた。そして、菅直人政権では、尖閣諸島事件で中国との関係が悪化し、それに影響したかのように、今度はロシア関係も悪化しつつある。 その原因は間違いなく、政権交代後、日本政府は凍結した、いや、逆に、完全に混乱に陥ってしまっていることにある。国会での与野党の対決を見ても、あいまいな課題に拘り、何も国益に繋がる議論が進められなかった。お互いに「まくらの投げ付け合い」をし、問題解決、そして、日本を前進する為の一歩も踏み出せなかった。正に、国会は「井戸の中の作戦」を実行し、グローバルなビジョンを失っていた。


勿論、中国やロシアの行動は間違っている。特に、国連安保理事国としての行動には相応しくない。しかし、中国やロシアが、こんな情けない、そして脆弱している日本政府と国会の状態を利用して攻め込むのは当然である。従って、中国やロシアを批判する前に、日本政府や政治家達が、己自身の行動を素直に反省し、そして、間違ったところを徹底的に修正しなければならない。最近起きている外交に関する問題の原因は、間違いなく、日本側にある。特に政権交代後、民主党政権は日本国安保理事を無責任的に取り扱い、不安状態に陥らせた。


最近、日本が向き合わされている様々な外交問題は、民主党政権及び菅直人内閣、そして、国会議員全員に厳しい警告を出している事を、政治家全員が真剣に反省し、速やかに政治意識を正す必要がある。