植毛の2つの術式

先日はヘアラインの毛髪移植のカウンセリング同行をして来ました

kopurioも初めて行く病院が多くて新しい発見がたくさんありました

こんな風に1つの毛根から2～3本の毛が生えてることも多いんです。太さも全部バラバラなのが普通

ヘアライン毛髪移植の場合下の方に行くほど細い毛を移植することで自然な仕上がりになります

前回の毛髪移植の記事で後頭部から毛を採取するには切開法と非切開法があると書きました

今回は植毛する方法にも2つあることを説明します

まず図の上の段(ブルー)がスリット方式と呼ばれる方式

アメリカ発祥の最新の術式で、針のような細い器具であらかじめ皮膚に穴を空けておき、そこに1つずつ毛を移植する方法です。

図の下の段(グリーン)は昔からある植毛機を使った術式

専用の器具に毛をセットし、パンチング式に穴を空けると同時に毛を植えていく方法です。

スリット方式だと

・毛根に密着したより小さな穴を空けるので定着率が高い

・毛穴を空ける際、深さの微調整が可能なので出血腫れが少ない

・より高密度に毛を植えられる

・毛穴に傷や炎症が起きる可能性が低い

などのメリットがある反面、手間と時間が掛かるので費用も高めになるようです

 

 

このお客様はおでこの広さをすごく気にされていたので、おでのこ真ん中からしっかりと移植することになりました