母と娘 | 子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

人生何が起きるかわからない、身内に翻弄されて子連れホームレスになった薄給リーマン一家の自力再生と今。

 

明日はたーぼの命日、

 

 

最後に一緒に見た桜を眺めてきました。

あの日は重たそうなくらいたくさんの花が付いていたのに、

その後、ずいぶん枝を落とされて、あの時の面影には遠いです。

 

娘から桜をバックにした孫の写真が届き、

昨年の写真と見比べて一年の時を感じていました。

 

うにょうにょとしていた赤ちゃんが、

一年経つとどこから見てもすっかりわんぱく坊主。

 

発達が早いので、立ち姿も走る姿も2歳児のようです。

 

結婚するまで、

何かと私とぶつかることの多かった娘ですが、

母となった今は、

 

「〇と△どっちがいいと思う?」

 

「そちらで都合がいいように決めていいよ、合わせるから」と言っても、

 

「ねぇ、どっちがいいかなぁ?」

 

と、電話がかかってきます。

切った後に、はて?用事は何だったんだろう?と思うこともしばしば。

 

そんな話を夫にすると、

「ツンツンした時期があったけど、

あいつは本来、甘えん坊だもんな」

 

 

孫に会いに行った時も、夜になってみんなが寝た後で、

普段は子育てでなかなか行き届かないのだろうと、

片づけや掃除をしていると、

 

娘が起きてきて、色んな話を始めます。

 

子供が生まれるまではやりくりも頑張れてたけど、

今はダメなんだとか、

 

話を聞いて欲しいんだろうなぁと、

 

「頑張ってるつもりなのにどうしてもうまく行かない時はあるよ、

お母さんもそんな時期が長かったよ

上手くいかない時も意識を持ち続けたらきっと出来るときが来るから」

 

私は子育てにも家事にも口出しをしません。

 

娘に私がどうやっていたかを訊ねられたら、

今の常識はどうかわからないけれど、私はこうやっていたよ

と言うだけ。

 

孫はかわいいけれど、孫の親は娘夫婦だし、

家事が行き届いていないなと思ったら、黙ってやって帰ります。

 

これがお嫁さんだったらもちろんやりません。

娘だからできることで、

 

孫はかわいいけれど、子供たちや孫に依存しないで、

大事にしながらも、私は私の人生を楽しく過ごすこと、

 

それが子供たちにも喜ばしいことなのだろうと今は思っている。