上には上が居る | 子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

人生何が起きるかわからない、身内に翻弄されて子連れホームレスになった薄給リーマン一家の自力再生と今。

 
今日も実家から仕事に向かう娘に、
簡単なお弁当を、
 
{5D013881-A784-4C5F-A48C-73F1B9BDA1BE}

ピーマンの肉詰め、
たけのこの煮物、
人参のカレー炒め、
ゆで卵、スナップエンドウ、
昨日作ったきゃらぶき、
昨年漬けた明治時代の梅の木の梅干し
デザートは甘夏
 
おかずは残り物ではなく弁当用に作ったもの。
 
買ったお弁当やお惣菜は美味しくないからと、
普段は自分でも簡単なお弁当を持っていくらしいので、
とても喜んでくれます。
 
家から通っているここ数日はバランスよく食べているせいか、
変な時間にお腹が空いたり、
ドカ食いしそうに抑えられない空腹を感じることもないのだそう。
 
朝はゆっくりな娘が、
仕事で知り合ったステキな方たちの話をしてくれます。
 
今朝は、私と同じ年齢の人で、
感性も見た目もとっても若々しく綺麗な人が居るんだと力説。
 
「上には上が居るんだよ、じゃ、行ってきまーす」
 
「いってっしゃーいパー
 
!?今の上には上ってなに?
それって娘は、母親が年齢より若々しいと思ってくれてるってこと?
 
 
母が生きて居た頃は、
「顔も体格も私に似れば良かったのに、
こんな不細工な娘でお恥ずかしいです」
と初対面の人に紹介されていたし、
ことあるごとに、私に似れば良かったのにと言っていた。
 
母は自分の容姿に絶対的な自信があったのよね。
 
物心ついてからずっとそうやって育てられて来たので、
いまだに私自身には劣等感しかなくて、
 
子供たちにもこんな不細工な母親でごめんね!
と思う気持ちしかなかったのに、
 
何だろなぁ、
実母が亡くなってから、まるで呪いが解けたかのように、
年々、周囲の私への評価が変化してきたことが不思議で仕方ないのです。