宅急便のお兄さん | 子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

人生何が起きるかわからない、身内に翻弄されて子連れホームレスになった薄給リーマン一家の自力再生と今。


スーパーで変なおばさんにロックオンされて、

ずっと付きまとわれて怖い思いをして帰宅後、


しばらくしてぴんぽーん音譜(実際にはトゥルルル~)


ぶっちゃけビビった。

おばさんに家を見つけられたのかと思ったもん。


昔、話題になった引っ越しおばさんみたいな感じの人だったの。


何が怖いかってね、

私、人に恨まれるような生き方してきてないのに、

突然、そこにたまたま居合わせた知らない人に憎しみのような目をして付きまとわれたら、


とんでもない恐怖でしかありまへん。



モニターで確認するとクロネコさんだったので


ほっほっ



しばらくするとクロネコのお兄さんが、まるで刀で切られたお侍さんのように、

足を引きずり今にも倒れそうになって、


クロネコ「こ、これを・・・」と荷物を差し出してきた。


私「ど、どうしたんですか?(誰にやられた?)」


クロネコ「足を捻ってしまいました」



私「大変!今やったの?」



クロネコ「5分ほど前なんですけど、今見たらめっちゃ腫れてます」



家にある木材の端切れで使えそうなものを思い出し、

「固定してあげようか?」と言ってはみたけど、


どっちにしてもその足ではもうアクセルは踏めないだろうから

すぐに応援を呼んで病院に行くしかないよね


クロネコ「大丈夫です、とにかくこれだけはお届けしないと・・・」


と、お兄さんの手にはまだいくつか荷物があった。


私「ありがとう、無理しないでね、お大事にね」


クロネコ「ありがとうございます!」



最近、夫の会社で小さな怪我を大げさに訴えるよわっちい話ばかりを聞いていたので、


ずるずると足を引きずって去っていく後ろ姿に、

思わず6人目のTOKIOのメンバーか?って思うくらいのさわやかさと感動を覚えたよ。



自分の仕事を責任感を持ってしっかりやれる人には将来性を感じるよね。


お兄さんの怪我が早く良くなりますように。


嫌なことがあった日でしたが、お兄さんと届けてくれた荷物に癒されました。