まだまだ書ききれないことがたくさんあった娘とのパリ旅行記、
一気に書こうと思ったけど、意外と長くなってしまいました。
訪問くださった方々、ありがとうございます。
また思い出してボチボチ書いていくかも知れませんが、一応一昨日の記事でひと段落。
今回の旅行で、
歩いた歩数は10万歩以上、使ったメトロの切符はふたりで34枚、
娘を無事に連れて帰るため、ワイン好きなのにフランスに行って、
ワタクシ一滴のワインも飲みませんでした
私、酔うとどっかの大臣さんみたいにめっちゃテキトー人間になっちゃうのでね(笑)
他にもまだ色んなことがあったけど、
とにかく、
楽しかった~!
「また行く?」と聞かれれば、
「もちろん!でも、飛行機の苦痛を忘れた頃にね」
娘とは約19年間一緒に親子として暮らしてきたワケだけど、
お互い新しい発見もあったような気がします。
「私が娘で良かったやろ?
男やったら一緒に旅行なんて出来んかったよ」
「うん!良かった~」と言うと娘の満足そうな笑顔。
「お母さんね、小さいことにすぐクヨクヨするから
ぷ~ちゃんみたいなたくましいところを見習わなきゃなぁって思うんよ。
お兄ちゃんもお母さんに性格似てるからね、すぐクヨクヨするやん?」
「えへへ、そっかなぁ?私ってそんなにたくましい?」
「うん、そしてお母さんはぷ~ちゃんにもうちょっとお片づけできるようになって欲しい」
そんなことをパリを歩きながら話したり、
色んなアクシデントもいい思い出となりました。
娘から見た私は、理想の女性像からかけ離れた
言ってみれば、節約しか能のない母親だったと思うんですよ。
夫も娘の言動に母親を軽視しているようなところを感じていたようだけど、
私の昔のことを持ち出しても、娘には関係のないことだし、
今は正真正銘、節約しか能のない母親だからそう思われて当然だと思っていました。
最初、変換間違いで「脳のない母親」になってました。
スゴイ間違い(笑)
赤面しながら訂正、正解は「能」ですよね?(自信なくなってる)
それが今回の旅行で、
物怖じせずどこでも入っていって、英語とフランス語ごっちゃで会話して。。。
今さらブランド物で身を飾るようなオシャレな母親にはなれないけど、
違う部分でちょっと見直してくれた様子。
これは思わぬ収穫でした。
中学生のときにお小遣いからNHKのテキストを買って独学で勉強していたフランス語が
30年後に役に立つことになるとは思いもしませんでした(笑)
「好奇心旺盛でじっとしてられない、それが本来のお前の姿なんやもんな。
アイツも母親を見直したと思うよ」 と夫。
私も、旅行から帰ってきて本来の自分を取り戻した気がします。
「私、もう友達とパリ旅行できると思う~」
「えっ!えぇ~?そりゃ無理やろ~?」
「だって、フランス語どころか英語も出来ない人がいっぱい旅行してるんだから大丈夫!」
娘には妙な自信を付けた旅となりました(笑)