行きはホテルまでタクシーを使ったけど、
帰りは空港へどうやって行こうかと、
パリについてから娘と話していました。
混載の送迎を頼むのか、タクシーか、バスのどれか、
「バスで空港まで行ってみたい」
と娘の希望でオペラ座周辺から出るロワシーバスで向かうことに決定。
ホテルに戻り、荷物をピックアップして、
直前に買い求めたお土産をパッキングしてから、
娘と私のポケットにそれぞれ10ユーロを入れてホテルを出発。
支払いは全て私がしていたので、10ユーロ渡された娘は
「自分でチケットを買うん?」とちょっとうろたえてました(笑)
オペラ座周辺のホテルとは言え、結構な距離をスーツケースを転がしながらバス乗り場へ向かいます。
いつもは行動の遅い娘が
「なるべく早めに空港に向かおう」と早め早めの行動。
すぐにバスに乗り、
ターミナル2Eと告げると、2Eには行かないので2Fで降りるようにと言われ乗車。
バスはすいすい渋滞もなく進んで「渋滞もなくてよかったね」と言った途端、
突然渋滞にハマります。
その原因は、バスの前方で起きた交通事故。
大破した車が目に入ってきてビックリしていた次の瞬間、
道路の上に炎上した車。
道にはグッタリとして救助されている人。
あんな大事故初めて見ました。
早めの行動のおかげで渋滞にあっても余裕で空港に到着。
「やっぱ早めに行動しないと何が起きるかわかんないよね~」と、
ターミナル2Fをウロウロしてから2Eへ向かいます(まだこのときは余裕です)
ターミナル2Eへの連絡路を進んでいくと、
前方に迷彩服を着て銃を持った人が立ちはだかって、
動く歩道もストップしています。
迷彩服さんに「通れないの?」と聞くと「ダメだ!」と無愛想に返ってくるだけ。
困ったなぁ、早めの行動で余裕はあるはずだけど、
まだデタックスにも行かなきゃ行けないし、こんなところで足止めを食ってる場合じゃないんだけど。
ここを通る日本人は殆ど居ません。
おそらく不審物が発見されて処理待ちなんだろうなとは思ったものの、
足止めをされている人の中で、英語のわかりそうな人を探して状況を聞こうと前方に出たところ、
突然、どごーんと響く爆破音。
思わず左半身が飛び上がりました。
「ぷ~ちゃん大丈夫?ビックリしたでしょ?
持ち主のわからない不審物が見つかって爆破したみたいよ」
「ううん、ちょっとビックリしたけど、おかーさんがいるから大丈夫!」
ぷ~ちゃん、おかーさん不死身ちゃうからね(笑)
爆破からしばらく待つけどなかなか通してもらえません。
うーん、まだ爆破するんかなぁ?
こんなん待ってる場合じゃないのに・・・
迷彩服さんに
「2Eに行きたいんだけど、まだかしら?」と聞くと、
ニッコリ笑顔で「こっちからどうぞ」と出してくれたんだけど、
その先もやっぱり閉鎖中(笑)
ちょっと待ってからやっと通してもらえたけど、
娘が「何か臭う、あれじゃない?爆破されたの」
と気がついたときには爆破された残骸踏んでました、私。
「初めて遊びじゃない火薬の臭い嗅いだよ~」と妙なテンションの娘。
珍しいことじゃないそうですが、まさか自分が遭遇することになるとはね。
事故の渋滞と爆破で、かなりの時間ロス。
早めの行動をしてなかったら厳しかったかも?
その後もデタックスでもひとりで窓口占領している老夫婦あり~の、
フランス人の仕事が遅くてチェックインもなかなか進まないしで、
韓国人を見つけたときは思わず「韓国人大好きっ!」
やっぱり韓国人や日本人はテキパキと仕事が速くてストレスを感じません。
いえいえ、フランス人も仕事がテキパキしてる人はたくさん居たんですよ、
親切な人も多かったしとっても楽しかったんだけど、
空港のカウンターの人がね、
たまたまかも知れんけど信じられないくらい仕事が遅すぎなの
やっとゲートを確認するともうヘトヘト。
ホテルを出発してからここまでなんだかんだで4時間近くかかったかも?
結局、ユーロをまだたくさん残したまま、
ターミナル2Eの38番ゲートから韓国へと飛び立ちました。
次は、韓国で
あっちこっち東方神起です。