セヌリエに振られて、
ルーブルでエネルギーを使い果たした娘はそろそろ空腹。
「お昼ご飯何にするの~?」
18歳の胃は元気です!
とりあえずマレ地区へとメトロで移動、お昼の前に
現代アートが好きな娘のお楽しみ、ポンピドゥー美術館へ向かいます。
ポンピドゥーの上から見る町並み。
日本では美術館で写真を撮ることは殆どNGだけど、
パリでは逆に殆どの絵画も彫刻も撮影できるんですね、
でも!ここでは私のカメラの出番はありませんでした(笑)
私、現代アートってさっぱりわからないんですもん。
エッフェル塔が遠くにぼんやり。
さて、そろそろお昼をずい分すぎたので腹ごしらえに向かいますが、
が酷くなってきました。
普通に歩くなら楽しい町並みも風雨の中では迷路のよう。
バッグに貴重品を入れて、傘をさしながら地図を見て道案内していると写真を撮る余裕は全くありませんでした。
やっとたどり着いたのはロジエ通りというところにある、
ラス・デュ・ファラフェルというお店、
私はまだ全然空腹じゃなかったので
ホントは娘にだけテイクアウトして食べさせようと思ったんだけど、
雨だったのでやむなく店内に。
「あー、私も頼まなきゃだよなぁ食べれるかなぁ?」と仕方なく2人分注文。
オーダーを取りに来たお兄さんに、
咄嗟に「おススメは何?」と英語で聞いたけど、これは通じなかったみたい。
店内は地元の人でいっぱい、すごく賑やか。
「ここで何が食べるん?」
いつもはオーダーにうるさい娘も、メニューが読めないので旅行中は全部
「おかーさんといっしょ!」
娘がトイレに行っている間に運ばれてきました。
マック並みの早さ。
食べかけてから撮ったのでちょっと見た目は悪いけど、
これ超超・超美味いんです。
娘もひと口食べて「うわぁ~、うんまっ!」
「これね、お肉全然使ってないんだってよ」
スパイスの効いたヒヨコ豆のコロッケファラフェルと、
キャベツ、紫キャベツ、胡瓜、トマト、揚げ茄子などお野菜がたっぷり入っています。
美味しそうなファラフェルの画像はぜひググって見てください。
お肉を使ったメニューもあるようです。
「これ日本であったら流行るね!
でも日本じゃこの味を出せないかもね」
テーブルに置いてある2種類のソースもとっても美味しくて、
日本人の味覚にもすごく合うと思います。
ここまでずっと食欲のなかった私、
ファラフェルも食べられるか心配してたけど、
ひと口食べたら元気になってきて、
結局ピタパンは半分残したけど中の具は全部美味しく完食。
胃もスッキリとしてお店を出る頃には俄然元気!
ファラフェルはいつか家でも再現してみたい味となりました。