おかえりなさい | 子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

人生何が起きるかわからない、身内に翻弄されて子連れホームレスになった薄給リーマン一家の自力再生と今。


芋ようかん


配属先に挨拶に行った息子。

家を決めて、舟和の芋ようかんを携えて帰宅しました。


昨日は、雪の地域があったため機体の調整がつかずに

福岡便にも欠航や遅れが出ていたらしく

便を早めたので予定通り昨夜帰宅できました。


おかえりー!音譜


次に東京から帰ってくる時は息子は東京人になっちゃうんだ。


ここに帰ってくるのが日常のことのように

「おかえり」と言えるのはあと何回あるんだろう?


関東に住んでいる人が地方に配属になってもいつかは地元に帰ってくるだろうけど、

逆の場合は殆どありえないだろう。


エリートの階段を上れるように、私たちのような思いはさせないようにと

頑張ってきたのは、


こんな寂しい思いをするためだったのか?と今さらながら思う。


いつかは戻ってくると思うのと、

もう戻ってくることはないだろうと思うのではかなり違う。



きっと、おじいちゃんも寂しいだろう。


夫は3人兄弟、私には弟がいるんだけど、

全員結婚もしていないし、子供も居ない。

両方の親にとってもたったふたりの孫で、たったひとりの男の子。



私の人生の半分以上を一緒に過ごしてきた息子。


今の息子よりずっと若い時から、子育てに邁進してきたのに

あと2週間後から私は何をすればいいんだろう?


気を緩めると1日に何度も涙が出てしまう。



息子の好きなものを、あれも食べさせたい、これも食べさせたいと

買い物カゴに入れる。


大好きなサツマイモをふかしてあげようと思って買って来たら、

息子も「食べたくなって買ってきた」と舟和の芋ようかんを差し出したので笑ってしまった。