先日買ってきた【白神こだま酵母】 を使ってパンを焼いてみました。
果物や野菜から取り出した自家製酵母は発酵に時間がかかるんだけど、
この酵母はどんな感じだろう?
あちこちでこの酵母で焼いているパンを見ていると、
普通の天然酵母のパンのようにドッシリとした感じがあまり見られないので、
どんな出来になるか楽しみでした。
粉に酵母と塩と砂糖だけのシンプルなパンを作ってみました。
捏ねている感じは意外とまとめやすくて、
捏ねあがりの感触もイーストより自家製酵母を使ったときに似ています。
発酵もイーストを使ったときと変わらない時間で出来ました。
香りはやっぱり良いです。
成型もイーストを使った生地よりはやや扱いにくいですが、
発酵はイースト並みに安定しています。
焼き上がり。
シンプルな配合だったので酵母の違いで味が良くわかります。
キメが細かいシルクのような食感で、
ドッシリした天然酵母パンよりは、ふんわりとしてもっちり。
自家製酵母の方が風味はいいんですが、
天然酵母のドッシリとしたパンに慣れない方はこの酵母はいいかも。
ただし。。。
今回、一袋使って16個作ったので、パン1個あたりの酵母の占める値段が9円ほど。
パン1個の単価がこの酵母を使うだけで倍以上になってしまいます。
価格が安くなれば日常のパンに使えるんだけどなぁ。
やはり普段のパンはイーストを少なめに使って焼いて、
たまの楽しみにはしっかり時間をかけて自家製酵母で焼いたほうが私には合ってるかも。
あと4袋のこだま酵母、
今度はリッチな生地に挑戦してみよう。
パン作りって奧が深いから楽しい。