昨日の夕方、息子のバイトに合わせて夕食の準備中、
サザエさんを見ていて気になった言葉。
実家へ帰らせていただきます
そう言えば、私ってそんなこと言ったことないなぁって・・・
もちろん実家はあるけれど、とてもじゃないけどそんなことの言える家じゃない。
早く結婚したかったのも、
どんなにどん底の生活でも諦めなかったのも、
夫の人間性を疑うような出来事があったときも、
この家で頑張り続けたのは、
愚痴を言う事もままならないような両親だったから。
上の子の出産後に実家に里帰りをした時も、
子供の世話はもちろん、掃除、洗濯、料理まで全部任せて仕事に出る母。
母にすれば、娘がお手伝い帰って来た くらいの気分だったみたい。
これじゃ里帰りの意味がないね!と苦笑する夫。
そんなだったから下の子のときは、当然帰らなかったけど、
産後体調も悪くて、料理、洗濯、子供たちの世話もしてても、
家族の分だけだったからすご~く楽(笑)
育児ノイローゼに陥ってしまいそうな状況を
すご~く楽って思ってしまう実家ってなんだかな・・・
結婚してからも、お正月には夫の姉、兄、両親
私の両親、弟まで我が家に来るのが恒例になってしまって、
365日20年以上、1日の休みさえもなかったんだなぁって
バイト前の息子相手に愚痴ってしまいました。
1日もなかったって言うと語弊があるかも
旅行の時は、ちょっとだけご飯作ることお休みできたこともあったっけ、
でも、子供の世話は誰かに頼んだことってないなぁ。
普通の人から見たら、孫の世話もさせない冷たい娘、嫁って見られるけど、
お互いの親とも、自分のことだけで精一杯の我侭ちゃん。
孫より何より自分が優先のじっちゃんばっちゃん、
それじゃ孫もなつきませんよねぇ。
唯一、夫の父が優しいおじいちゃん
最近、息子に言うんです。
親孝行は後でいいから、
就職したらまず1番におじいちゃん孝行をしてあげてね!って。
こんな連休とかお盆になると、
帰れる家のないことが妙に寂しくてたまらないのでした~。